辻希美がママ歴14年で得た毎日を楽しく生きるコツとは?「反省しつつ忘れましょう。その先どうするかが大事」

2022/01/26 08:30 配信

芸能一般 インタビュー

1人の時間を欲しいと思わないのは「遊び方を知らないから」

辻希美 ※提供写真


――今回のブランドには「日常にちょっとした贅沢を」という想いが込められているとのことですが、辻さんが考える贅沢な時間を教えてください

寝る前に布団の中でネットショッピングをしている時間ですかね。ただ、正直なところ「自分の時間を欲しい」とか「贅沢したい」って思ったことってそんなになく、少し疲れた時に自分の好きな香りでリフレッシュできたら十分に贅沢を感じられるタイプなんです。よく「1人の時間があったら、何をしたい?」と聞かれることもあるのですが、わからないんですよね…。

辻希美 ※提供写真


――それはなぜでしょうか?

遊び方を知らないからだと思います。10代の時は仕事をしてきて、20代になってからは子育てをしてきたので、お酒も飲めないんです。もし、お酒が好きになって、飲むことが楽しいのを知っちゃっていたら「1人の時間に、そういうことをしたい」とも思ったかもしれないんですが…。経験がないまま、お母さんになったので、今更思わないんです。

――1人目のお子さんを出産されてから14年ですが、辻さんにとって、この14年ってどんな14年でしたか?

頑張ってきてよかったなと思う一方で、自分が育てられた14年だったなと思いますね。それこそ、母親になる前、結婚当初は「自分が」というタイプだったのですが、子どもを優先して考えるようになって、性格や考え方が変わりました。

「まだまだ初心者です」…ママ歴14年、楽しく生きるコツは「忘れてしまうこと」

辻希美 撮影=友野雄


――14年経ち、ママになりたての頃よりも悩みは減りましたか?

いえ、まだまだ初心者ですよ。14年経って、ベテランママと言われることも増えたのですが、全然そうは思っていないんですよね、4人育てても、4人目で初めて経験することも多いですし、逆にアドバイスをもらいたいくらい。

まだまだ初心者だなと思います。子どもを育てる中で常に悩みはつきものですし、悩みがない母親はいないと思うので、少しの楽しみを見つけながら日々を過ごしていきたいです。

――日々の中で楽しいことを見つけるためのアドバイスはありますか?

なぜか「いつも楽しそうだね」と言われがちなのですが、悩みがあるのも楽しいと感じられるタイプだから、そう見えるんだと思います。自分自身の悩みを解決するのも好きですし、悩んでいる人の話を聞いて、その人が笑顔になる瞬間も好き。

あとは、悩んで解決しないこと、例えば済んでしまったことは、反省しつつ忘れてしまうようにしているんです。それよりも、その先どうするかを考えることが大切だと思っているので。

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