そして、迎えた本番。ステージには、結成当初からなにわ男子をプロデュースしてきた、関ジャニ∞の大倉忠義がマイクを手に立っていた。「さあ続いては、2021年に新たに加わった、僕たちのかわいい後輩を紹介したいと思います。こちらご覧ください」。そう言い終わるや、巨大スクリーンに7人の姿が映し出される。
会場のペンライトがひときわ大きく揺れる中、『なにわ男子』の文字が躍る大舞台に、流れ出したデビュー曲。満面の笑みと共にメインステージの階段から登場するメンバーに、客席から大きな拍手が湧き上がる。彼らの歌声と、熱気に包まれた会場。歌詞の「運命(キセキ)は待ってたんだ」という言葉通り、7人はキセキとも思える瞬間を迎えた。
その翌日、彼らは「ジャニーズカウントダウン」に出演するため、再び東京ドームの舞台にいた。
終演後、藤原丈一郎は「最高でした。次のステージに進んだっていうのを実感しました」と笑顔を見せた。大橋和也は「東京ドーム、お疲れさまでした!」と、すでに観客のいなくなった東京ドームに向かって大声で挨拶。
「お疲れさまでした」「ありがとうございました」、長尾謙杜と藤原もそれに続いて声を上げた。次の目標にドーム公演を掲げるメンバーたちは、万感の思いを胸に、東京ドームを後にした。
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