第1話で平均視聴率14.5%、瞬間最高視聴率16.4%を記録した内藤剛志が主演を務めるドラマ「警視庁・捜査一課長 season2」(テレビ朝日系)。(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)
今シーズンから新たに捜査一課長・大岩(内藤)の運転を担当する若手刑事・刑部公平役として、田中圭が参加。そんな田中に内藤との共演についてや、役柄などについて話を聞いた。
――シーズン2からの出演すると聞いたときはいかがでしたか?
(出演が決まり)とてもびっくりしましたね。でも、内藤さんを筆頭にお芝居をしていて居心地のいい先輩方が多いので、「楽しそう!」という気持ちが大きかったですね。
――大岩の運転担当ということで、2人きりのシーンが多いですね。
ここの二人の関係性を一番大事にしたいと思っています。台本を読んだり、頭の中で役をこう演じたいと考えていくだけだと、結構限界があるんですね。実際に思った通りにいかないこともたくさんあります。現場で、皆さんと一緒にお芝居をしてみて、こういう奴なんだって気付くことも多いので、そこでつかんだ刑部の人間性や魅力を出していければと思っています。
――若手刑事という役柄についてはいかがですか?
唯一不安だったのは、刑事ものの作品をやらせていただくときに、若手刑事役がどうしても多いので、説明ぜりふ担当になることが過去に多々あって。だから、「そのパターンの方向っぽいぞ…!」って思ってたんですけれど、今のところはそういう感じもなくて。せりふに囚われず、環境や気持ちで演じられそうな役なので、うれしいです。今日の撮影でも説明ぜりふは一個もありませんでした!(笑)
――今クールでは「警視庁・捜査一課長 season2」の他に、「恋がヘタでも生きてます」(日本テレビ系)にも出演されていますが、大変さを感じたりすることはありますか?
「大変なのかなー?」くらいの感覚ですね。同時進行でいろんな作品をやることについては、今までも何度もありますし、慣れています。だから、切り替えがつかなくなることもないですし、どちらかに比重を置くということもありません。出番が少ない役柄だと、同じ時期に7本ほど同時進行していたこともあったので、同時だからどうこうということはないんです。
プレッシャーもありませんし、それぞれの役も現場も違うから、逆に「人よりも何倍も楽しい思いをしてる!」ぐらいの感覚でいます。
問題はせりふの分量と、後は単純に睡眠の量かな?(笑) それがどうなるのかなーってビビってはいますけれど、本当にそれくらいですかね。
――ちなみに、猫のビビが事件の鍵を握る存在として登場しますが、猫はお好きですか?
猫…大丈夫です! もちろん好きですよ?(笑) ただ、犬派であることは間違いないです(笑)。
刑部くんとしては、どうなんでしょうね? 気になりますね。
【第2話(4月27日)あらすじ】
3億円の横領事件で服役していた男が仮出所のわずか1週間後に遺体で発見される。真琴(斉藤)が、横領事件に絡んで自殺した男性の妻でタクシー運転手の由美子(森口瑤子)の元を訪れると、由美子は「拾った1億円を警察に届けに行っていた」と語り、アリバイを主張。後日、捜査一課長・大岩(内藤)は、客待ちをしている由美子のタクシーを見つけ、客として乗り込むのだが…。
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