4月28日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に、世界的に活躍するファッションモデルの秋元梢が出演。デビュー前後に自分の胸に秘めていた葛藤について語った。
近年は海外の雑誌やショーにも出演している秋元。2015年には念願だったパリコレデビューも果たした。父親は元横綱千代の富士だが、2世タレントとしてではなく、ファッションモデルとしての力量を世界のトップデザイナーからも認められている。
そんな彼女がファッションモデルの世界へ足を踏み入れたのは8年前。しかし秋元は「もし売れなかったときに父の名前を汚してしまうんじゃないか」という気持ちが拭えず、表舞台に立つべきか迷っていたという。
相談した父からも背中を押されて、モデルの道を歩むことになった秋元だが、デビュー直後の1、2年は仕事がなかったと振り返る。所属事務所からは「髪を染めた方がいいんじゃないか」「パーマをかけたほうがいいんじゃないか」などの提案もあった。
だが、「私じゃなきゃできない仕事を私はしたいから」という思いを貫徹。トレードマークでもあるロングの黒髪は10代から現在まで守り続けている。「負けず嫌いだったり、頑固だったり、気の強さ…それは父譲りなのかな」と秋元は自己分析する。
ここ4年間は毎年パリコレに足を運び、人脈を広げながら自分自身の存在感やポジションを築き上げてきた。パリでは“千代の富士の娘”だと思われることがなく、秋元は「初めて自分だけを見てくれた気がした。それがうれしかったし気持ちよかった」とその心境を語った。
次回の「アナザースカイ」は、5月5日(金)放送。山本美月がドイツを訪れる。
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