“自称ユーチューバー”から人気者へ…戸塚純貴“タックタック”の言葉が刺さる<ユーチューバーに娘はやらん!>

2022/02/01 12:00 配信

ドラマ レビュー

タックタック(戸塚純貴)のユーチューブ動画シーンも楽しい(C)「ユーチューバーに娘はやらん!」製作委員会

佐々木希主演ドラマ「ユーチューバーに娘はやらん!」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の第3話が1月31日に放送された。今回は、人気ユーチューバー・タックタック(戸塚純貴)フィーチャー回。タックタックのひたむきで真っすぐな人柄が光った。(以下、ネタバレがあります)

ユーチューバーに娘はやらん!」は、秋元康が企画原作を務めた完全オリジナルのラブコメディー。まもなく33歳になる主人公・千紗(佐々木)が、ハイスペックで安定しているテレビ局員・榎本(金子ノブアキ)と、不安定だが冒険家な人気ユーチューバー・タックタックの間で恋に揺れる姿を描く。

下着メーカーの営業部に勤務する、明るく前向きな千紗。第1話で結婚式当日に新郎に逃げられた後、やっと日常が戻りつつあるという状況だ。

一方、タックタックはチャンネル登録者数100万人超の人気者。「一度きりの人生、好きなことをして生きる」がモットーの自由人で、千紗の家に夕飯時に上がり込み、母・美恵子(斉藤由貴)の手料理を前に「こういう貧乏くさい料理がうまいんですよ」と発言。さらに、ユーチューバーのお仕事に興味津々の風花(若月佑美)に「リアルにどんくらい稼いでんの?」と聞かれると「だいたい、月1本くらいですかね」「1,000万です」とサラリと答えるなど、傍若無人ぶりを見せつける。

だがその一方で、千紗やその家族に対して敬語を使い、雑学を披露するなど、地に足のついたところも見せる。千紗に「どうしてユーチューバーになろうと思ったの?」と聞かれると、売れなかった時代、孤独だった日々の思い出をぽつりぽつりと語り「(動画を)どこかで誰かが見てくれてる。それだけで嬉しかったんだよなぁ」としみじみ。

そして「行動しないでグチグチ言ってる人に幸せがやってくると思いますか?」「僕は、挑戦した人だけが最高の人生を送れるって思うんです」と語った。