小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第5回「兄との約束」が2月6日に放送。この回で主人公・北条義時の兄である宗時が志半ばでこの世を去り、演じた片岡愛之助がコメントを寄せた。
――義時(小栗)とのラストシーンについて、いかがでしたか。
小四郎、弟(義時)との今生の別れとなるシーンでした。我々は台本を読んでそのことを知っていますが、本当の宗時と義時はそんなことを知らない。だから“今生の別れ”という演技ではなく、坂東武者の世を作りたいという本心を義時に打ち明けて、「よし、行ってくる!」というふうに演じています。
最後に歩いて去るときにいろいろなことを思いそうになりましたが、集中して、「行ってくる!」という気持ちで勤め上げました。
――宗時の生き方についての印象を教えてください。
坂東武者の世を目指すというのはすごくハードルが高いと思うんですけれども、やはり大志を抱くというのはいいことだと思います。だからこういう思いで突き進んだ宗時という人は本当に素敵だと思います。自分も実際に宗時の立場だったら、そうしたかも知れません。
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