高畑充希、再集結を喜ぶ「きっとパワフルな公演になるだろうし、したい」

2022/02/07 14:49 配信

芸能一般 会見

高畑充希 撮影:原田健

ミュージカル「ミス・サイゴン」の製作発表会見が2月7日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親駒田一伊礼彼方東山義久とキム役の高畑充希昆夏美屋比久知奈が登壇した。

ベトナム戦争末期のベトナム・サイゴンを舞台に、エンジニアの経営するキャバレーで知り合ったベトナム人の少女・キムと米兵・クリスの恋愛模様の他、キムの子・タムへの究極の愛を描く同作品。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」のクリエーティブ・チームが手掛る第2弾として製作され、日本では1992年から1年半の帝国ロングラン以来、通算上演回数1463回を重ねる大ヒット作で、今年日本初演から30周年を迎える。2020年に全国8都市での106公演を予定していたが、新型コロナ感染防止のために中止となっていた。今回の公演は7、8月の東京・帝国劇場公演を皮切りに、11月まで全国9都市で計116公演を予定している。

会見で、高畑は「前回の2年前、お稽古場に入ってみんなで歌稽古をやり終え、立ち稽古が始まって、途中までやった上での(中止となって)解散だったので、公演ができないのももちろん悲しかったんですけど、どちらかというと『せっかくみんなとこんなに楽しく稽古が始まったのに、バラバラになっちゃうのか…』という寂しさの方が強くて」と前回の中止に対する無念を告白。

その上で「みんなと会って曲を歌ったりするのがうれしくて、稽古場にただただ行きたかった日々がまた始まるのかと思うと、ものすごく楽しみです」と心境を明かした。

そして、「せっかく2年延びて30周年になったことだし、きっとすごくパワフルな公演になるだろうし、したいなと思っているので頑張ります。皆さんと一緒に楽しく稽古して、いい舞台になるといいなと思います。楽しみにしていてください!」とアピールした。

◆取材・文=原田健