“アニソングランプリ”優勝の佐咲紗花が目指すのはアニソン界の“アネゴ”

2009/11/24 22:25 配信

アニメ 芸能一般

デビュー会見を行った「第3回全日本アニソングランプリ」優勝の佐咲紗花(C)山形石雄・前嶋重機/集英社・バントーラ図書館

「第3回全日本アニソングランプリ」優勝者の佐咲紗花(ささき・さやか)が、アニマックス、BS11で放送中のアニメ「戦う司書 The Book of Bantorra」の第2期オープニング曲「星彩のRipieno(リピエーノ)」でデビューすることが決定。16日、都内でデビュー会見を行った。

佐咲がデビューの切符を得た「全日本アニソングランプリ」は、次代を担う“アニソン歌手”を発掘することを目的に'07年からアニマックスとJ:COMの共催で開催され、第1回優勝者の喜多修平、第2回優勝者のHIMEKAはすでに多数のアニメ主題歌を歌うなどして活躍している。

佐咲は「この大会の一番の魅力は“アニソン歌手”と明記されていること。ほかにはないと思って応募しました」と応募のきっかけを語る。6570組の頂点に立った瞬間は、「毎日練習してきたことや応援してくれた友人たちのことを考えて感動しました」と感想を話した。

目標とするアーティストは「奥井雅美さん。歌唱力だけでなく、作詞などのクリエーターとしても尊敬します。女性としても、サバサバしてアネゴ肌な感じにあこがれますね」と答えた。

デビュー曲「星彩のRipieno」では早速作詞に挑戦。「逆境の中でも希望を持って生きたいという気持ちを込めました。本当に格好いい曲で、わたしが歌っていいのかなという気持ち」と同曲について話した。

現在27歳の佐咲だが、「アニメと特撮の曲が家族ぐるみでずっと好きで。フィギュアを集めたりするほど好きだった作品は『新世紀エヴァンゲリオン』です」と話し、“アニソン歌手”への夢を見続けてきた。「オーディションは若い方が受かることが多く、わたしも“逆境”だった。こんな年なのに拾ってくださってありがたい。息の長いアーティストになっていきたいです」と抱負を語った。