壮大な世界観から、映像化不可能とされてきた作家・上橋菜穂子のベストセラー小説を、日本屈指のアニメーターが結集して映画化した「鹿の王 ユナと約束の旅」が現在公開されている。今回が声優初挑戦となる竹内涼真が演じたのは、世界を侵食する謎の病に立ち向かう天才医師のホッサル。
――竹内さん演じるホッサルは、主人公・ヴァンの声を演じた堤真一さんが「ホッサルこそ、この物語の真の主役」と語るぐらい重要なキャラクターですね。
最初にお話をいただいたときは、本当にびっくりしました。僕の場合、原作と台本をほぼ同時にいただいて、そのときにホッサルのビジュアルも教えていただいたのですが、こんなにもイケメンのキャラクターなのかと(笑)。
しかも、そのタイミングで木村拓哉さんがハウルの声をされていた「ハウルの動く城」(2004年)がたまたまテレビで放映されていて、それがものすごくカッコ良かったんですよね。だから、「本当に自分で大丈夫?」とは思いましたが、せっかく機会をいただいたので、挑戦したいと思いました。
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