恋に不器用な男女が繰り広げる大人のためのラブコメディー「恋がヘタでも生きてます」(日本テレビ系)。等身大の男女が織りなすラブストーリー「恋ヘタ」をもっと知るためのスペシャル連載、第3回は主演・美沙役の高梨臨&恋のお相手・佳介を演じる田中圭の仲良しトーク!
敏腕ゲームプロデューサー・美沙は、プロデュースする恋愛ゲームはヒットするのに、自分の恋愛は2か月以上続いたことがないという典型的な“仕事が恋人”タイプ。一方、美沙の会社の新社長として颯爽と現れた佳介は、ニューヨーク帰りで経営のプロ。
4月20日放送の第3話では、「君とちゃんと付き合いたい」と交際を申し込む佳介に、美沙は「付き合いたいなら会社をやめてください」と条件を突きつける。そんな中、2人は取引先の社長であり佳介の元カノ・遥香(野波麻帆)が主催するパーティに出席することに。デートのような雰囲気に取り乱し、葛藤する美沙。そしてその夜、佳介とお泊りすることに――。急展開の予感!
そんな2人、共演作はあるものの「目を見てお芝居をしたり、シーンを構築する上で相談したりという作業はなかったので、感覚的には今回が初共演」(田中)だそう。
田中 “5時9時”(ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」)の時に共演はしていますが、その時はあまり絡みがなくて。5時9時メンバーはみんな仲が良くて、撮影が終わった後のご飯会で何回かお話しはしたんだよね。
高梨 そうですね、割と現場でカメラが回っていない時に話す機会が多かったので、お互いに普段のテンションを知っているんですよね。なので、この台本を読むとすごく恥ずかしいというか…(笑)
田中 (笑)。少なくとも初めましてではないのと、距離感を探る所からスタートしていないので、それはよかったよね。
――社内恋愛のシチュエーションだけに、大人がキュンとするシーンも満載です。
高梨 漫画の佳介は絵に描いたような完璧な男性。それはもうすごいです(笑)
田中 ホントにね(笑)。僕とは重なる部分一切ないです。うらやましいなとは思いますけど。
高梨 田中さんも、お会いする前は王子様的なイメージが勝手にあったんですけど、実際にお会いするとすごくフラットな方で…すごくギャップはありますね(笑)
田中 ギャップといえば、僕は美沙のギャップがいいな。美沙のかわいらしいところは、すごく一生懸命なところ。自分がちゃんと立っていられる理由の1つに仕事があるから仕事を頑張っているんだけど、僕の登場によってそれが恋愛にもなってくる。
高梨 美沙はプライドと自信を持って仕事をやってきて、恋愛に揺さぶられず突っ走ってきた女性なんですよね。
田中 ちょっと似てるところあるんじゃない?
高梨 私もこれは曲げられないと思う時は、論破するタイプですね(笑)。興味がないことはどうでもいい感じなんですが、スイッチが入ると言っちゃうタイプかもしれないです。
田中 たとえば、佳介が諭すような感じで「誰かに頼るのはそんな難しいことじゃないんじゃないの?」みたいなことを言うと、美沙は全然納得していない顔で「わかりました」って言った後に「でも大丈夫です」と言って去っていく。メッチャ素直ちゃうやんって…(笑)。ああいうのはおもしろいし、かわいいなと思いますね。
――美沙のような、仕事に一生懸命だけど“恋がヘタ”な女性の背中を押してくれる作品になりそうですね。
田中 そうなるといいなと思っています。最近は女性がバリバリ第一線で仕事をしているし、恋愛の刺激に代わる楽しいモノがすごく普及しているので、恋愛をしていない若い子が多いと思うんですよ。
高梨 私の周りにも、恋愛もしているけれど、すごくバリバリ働いている人たちは結構いますね。
田中 うん。でも戯曲とかで何百年も前からやるように人の気持ちって普遍的なところもあるし、恋愛ってすごく楽しいと思うんですよ。僕は恋愛している人の話を聞くと「いいな」「うらやましいな」って思う。一喜一憂しているところもすごく素敵だなって。
高梨 そうですよね。仕事だったり恋愛だったり、女子もいろんな葛藤があるのを男性にはぜひ勉強していただいて、女心をわかっていただきたいですね(笑)
田中 「恋がヘタでも生きてます」ってそりゃそうだってことなんですけど、生きていく中で、より人生を豊かにするためのスパイスとして恋があって、それにはうまいヘタなんてない。「恋愛したいな」と思ってもらえるだけでも、すごく意味のあるドラマになると思うので、そこは頑張りたいなと。
高梨 そうですね。新しい年度が始まる時期ですし、これから頑張ろうと思っている人を後押しできたらいいですよね!
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