ハウスクリーニングの仕事で芦田のマンションを訪れた花枝。インターホンを押す前に「ちゃんと終わりにするんだ…ちゃんと」と自分に言い聞かせていた花枝は、芦田の前で“寂しい”という言葉を口にすることはなかった。
“約束”を果たしてもらった花枝は、迎えに来ていた慎吾の元へ向かう。「ちゃんと終わった」と報告するも、その後の「ありがとう」という言葉は涙声だった。すると、慎吾は自分のかぶっていたキャップを花枝にかぶせ、大きな手で2回頭をポンポンと叩き、最後はグッと力を込めた。何も理由は聞かず、ただそっと涙を隠したのだ。
その切なくもスマートな描写に「イケメンすぎるだろ!」「いい男だな、慎吾」「なぜいい奴の恋って報われないの?」といった声が飛び交った。
また、第5話では芦田のかつてのバンド仲間・薫(東)の過去も描かれた。学生時代、高い身長のせいで「見かけ倒し」と言われ、自信をなくしていた薫。そんな中、芦田だけはどんなときも「大丈夫、俺が責任取るから」と断言し、薫の可能性を信じていた。
バンドメンバーが分裂したときも、思ったように曲が書けず芦田が落ち込んでいるときも、薫は常に一番の味方であり続けた。過去に「責任取るって言ったじゃん」と金をたかる場面もあったが、自分を信じてくれた芦田を同じくいちずに信じ続ける“義理堅い男”でもあったようだ。
優しく丁寧に描かれた薫の意外な過去に「今までただのたかってる元メンバーだと思っててごめんなさい」「薫もしっかりいい奴でした…」「不器用な薫くんかわいい」といった声が集まった。
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