同ドラマは、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「婚姻届に判を捺しただけですが」(共に2021年、TBS系)などで知られる田辺茂範氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。本当の恋を知らないまま大人になった不器用な2人の“遅過ぎる初恋”をテンポよく、コミカルに描く。
山田が演じるのはビールメーカーで営業職に就く丸谷康介。端正なルックスと人懐こい性格で幼い頃から人気者であり、「かわいい」を最大の武器に、仕事も恋も求められる“受け身”人生を謳歌(おうか)している男性だ。
そんな康介は、30歳を目前にして衝撃的な出来事に遭遇。そこで、自分のかわいいが永遠には続かない、“俺のかわいいには消費期限がある”という事実を知る。これまではキラースマイルを放つとすべてがうまくいっていたのに、仕事も恋もどんどんうまくいかなくなり、人生が下降線をたどり始める。そして受け身の人生と別れを告げて一歩踏み出し、本当の意味での“初恋”をする。
一方、芳根は康介の恋のお相手となるヒロイン・真田和泉を演じる。和泉は、幼い頃のある体験から「自分は脇役」の人生と考えて生きてきた。勤務先のビールメーカーでもあまり人と関わらない商品開発部で研究職として働いてきたが、営業部に異動することになり、康介とコンビを組むことに。
自分が「誰かに選ばれることはない」という思いから、恋愛には手を出さず生きる和泉にとっては康介のキラースマイルも効力ゼロで、あっさりスルーしてしまう。そんな26年間恋愛経験ゼロの通称“ロボット女”和泉を、芳根が持ち前の演技力で体現する。なお、芳根はテレビ朝日系全国ネットで放送される連続ドラマは初めてのレギュラー出演となる。
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