藤ヶ谷太輔、亡き祖父への思いを回顧「苦しむってこともじいちゃんはもうできない」

2022/02/13 12:18 配信

バラエティー

「藤ヶ谷太輔 Peaceful Days」が2月12日に放送された

2月12日に放送された「藤ヶ谷太輔 Peaceful Days」(ニッポン放送)。同番組で、藤ヶ谷太輔が亡き祖父への思いを語った。

「学生の頃からじいちゃんに助けてもらってた感じがしてた」


番組では、リスナーが言えなかった「ありがとう」の気持ちを藤ヶ谷が代わりに伝える「あなたに代わってありがとう」のコーナーに、急性心筋梗塞を患ったものの無事に回復し、改めて生きて大切な人たちに直接「ありがとう」と言える喜びと、SNSを通して励ましてくれた人たちへ「ありがとう」と伝えてほしい、という思いが届いた。

リスナーの言葉に藤ヶ谷は「本当にそう思いますよ、僕も」と深く共感し、「中2の時かな、父方のじいちゃんが死んじゃったんだけど」と切り出した。

「亡くなった時にすごく悲しかったし、人の死っていうのを思春期の時に感じたんだよね。身近なじいちゃんが死んじゃったっていうのは、結構、ぐさっと来て。その時に父の涙を初めて見たのよ」と、さまざまな感情があったことを打ち明けた。

だが、それで落ち込んでいた藤ヶ谷を救ったのも祖父の存在で、「自分が思春期だからいろいろ悩んだりとかさ、苦しかったりしたんだけど、ふと思った時に、じいちゃんってもう悩んだりすることないんだなって。苦しむってこともじいちゃんはもうできないんだろうなって。なぜなら亡くなっちゃってるから。そういうのもあって、ということは(自分は)生きてるってことなんだな、みたいな」と当時の思いを告白。

「もちろん耐えられないくらい悲惨なことは別としても、何かちょっと悩んだ時とか、学生の頃からじいちゃんに助けてもらってた感じがしてた」と振り返った。

「何か俺、こんなことを悩んでたんだって思うことある」


また、藤ヶ谷は祖父が父に遺した「悩み事は暗いうちにするな」「悩むんだったら明るい空を見て悩め」という言葉を紹介。藤ヶ谷も実践していると言い、「何か俺、こんなことを悩んでたんだって思うことある」と語った。

「じいちゃんのことを考える時はできるだけ明るい時にしたし、自分が何でこんなこともできないんだろうって悩んでいる時も、これが生きてるってことなんだなって思うようにしたっていうか、教わったっていうか」と経験も伝えた。

そして、最後に藤ヶ谷はリスナーに対して「生きているからこそ、自分の口で『ありがとう』って伝えられるって、すてきなメッセージですよね。これからもお体に気を付けていただきたいなと思います」とメッセージを送った。

次回の「藤ヶ谷太輔 Peaceful Days」は2月19日(土)夜10時30分から放送予定。

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