永作博美、血のついた包丁を持ってニヤリ?

2017/04/21 14:55 配信

ドラマ

「世にも奇妙な物語」に6年ぶりに永作博美が出演

菅田将暉遠藤憲一中条あやみらに続き、4月29日(土)に放送される「世にも奇妙な物語'17春の特別編」(夜9.00-11.10 フジテレビ系)の追加キャストが発表された。サイコホラー作品「一本足りない」で永作博美が主演を務めることが決定。永作は2011年5月以来、6年ぶりの出演となる。

「一本足りない」で永作が演じる風見綾子は、真面目なサラリーマンの夫、女子大学生の娘、高校生の息子を持つごく普通の主婦。綾子は、家の中を隅々まで美しく整え、料理にも手を抜かずに全ての主婦業をこなす完璧主義。だが一方で、“完璧なものが壊される恐怖”に怯える綾子は、決して目を離さずにいつもそばで見守ることで、その恐怖と対峙(たいじ)していた。

ある朝、いつものように朝食と弁当を準備していると、シンク下の包丁入れに、包丁が1本足りないことに気付く。すると、テレビから会社員を包丁で刺し殺したという少年のニュースが流れる。

永作は、「一本足りない」の台本を読んだ感想を「時代と共に“奇妙”な部分が変わってきている印象を受けました。何と戦うのか、またその戦い方が変わってきていると感じます。この作品では、現実なのか妄想なのか混乱するシーンがあります。ドラマを見ている方も、主人公と同じように混乱する恐怖を味わえる作品です」とコメント。

演じる完璧主義の主人公については「“何かを守りたい”“大切にしたい”という思いが、度を超えることもあると思います。自分の意志を通さずにはいられない主人公は、幼児のまま大きくなったような、ある意味ではピュアな方です。“自分はこんなにやっている”という思いが強くて、“なのに、なんであなたたちは…”と人のせいにしてしまっています。この役を演じる上で、彼女なりのリアリティーを持って臨みました」と語る。

最後に視聴者に向けて「『世にも奇妙―』を見てきた同年代の方も、初めて見る方も楽しめる内容だと思います。現実とは異なる別の世界を存分に味わってください!」とアピールした。