葉山:今回はLINEマンガさんの「甘酸っぱい♡アオハル特集」のキャンペーンで掲載されるんですよね。胸キュンものとかがいいのかな〜。
伊勢編集長:最初にお話ししていた、絵を描き始めたキッカケのお話が素敵でした。お姉さんがきっかけで絵を描き始めたという。そういう葉山さんの日常の一部が見えると、ファンの方もうれしいんじゃないでしょうか。
葉山:そうですね。じゃあ、絵を趣味で描いている男の子を主人公にしようかな。
伊勢編集長:あと、同級生と競い合って描いていたというエピソードも素敵でしたよ。
葉山:あー、確かにいい設定にできそう。掲載は3月ですよね?卒業シーズンか。あ!ふたりで黒板アートを完成させるまでみたいなの、いいかも。それも誰かに見せるんじゃなくて、みんなが帰ったあとにふたりで描いて消して終わる黒板アート。
伊勢編集長:いいですね!
葉山:そうすると、その前の話が欲しいですよね。ふたりに何か亀裂が入っていたほうが面白いよなー。なんだろう、主人公は友達のほうが絵がうまいと思っていて……うーん。コンクールに応募して……とか。
伊勢編集長:今だけでもどんどん考えられているので、ストーリーも安心ですね!
葉山:いやいや、妄想してるだけです(笑)。
葉山:あの……今回描くにあたって、プロットを見ていただくことは可能ですか?
伊勢編集長:もちろんです!24時間365日いつでも(笑)。
葉山:ありがとうございます。また相談させてください。
伊勢編集長:はい。それにしても、この数分のうちに、ある程度の構成まで考えられるなんて……才能があふれています。今後、本当にLINEマンガで連載、どうですか?(笑)
葉山:あはは(笑)。でも本当に、これを描けるかな……。
伊勢編集長:webtoonのいいところのひとつは、ちょっとした一場面でも気軽に描き始められるところなんです。だから本当に無理のない範囲で始めてみてください。どんな作品が出来上がるのか、楽しみですね。
葉山:僕もさらに楽しみになりました。
伊勢編集長:私は、マンガにはその人の心が出ると思っているんです。だから葉山さんが描かれたものにも葉山さんの心が表れるはず。それを葉山さんのファンの方にも喜んでもらえたらうれしいですし、何よりも、葉山さんご自身が楽しんで描いてもらえたらと思います。
葉山:はい!
まさか、僕の好きな作品を2つも担当されている編集者の方とお話できるとは思ってもいなかったので、大変光栄な時間でした。しかもそんな方が、僕がこれから取り組むマンガも担当してくださるなんて。とってもうれしいです。
マンガを描くのは4コママンガを描いていた小学生ぶり。不安はありますが、今日お話を聞きながらいろいろ考えられたので頑張ります。コロナ禍ということもあり、思い出があまり作れないまま3月を迎える方も多いと思います。そんな方々が、読んで元気になったり、キュンとできるようなマンガを描けたらと思っていますので、ぜひぜひ楽しみにしていてください。
(取材・文/小林千絵 撮影/後藤壮太郎
ヘアメイク/小宮四海(CHARMER) スタイリング/高橋結
衣装協力/GRANTRESS・原宿シカゴ)
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