内田雄馬、勇気をもらった先輩の言葉を告白「デビュー当時は、ここまで生き残ってないだろうと思ってました」<Interview>

内田雄馬 撮影=富田一也/スタイリスト=奥村渉/ヘア&メーク=花嶋麻希

新しいことにどんどん挑戦したい

――9枚目のシングル「Good mood」が発売されましたが、反響は?
僕自身は大好きなんですが、バラードはあんまり歌ってこなかったジャンル。その意味で表題曲がバラードということは、意外だと捉えていただけたみたいです。何よりもバラードのMVを1本作れたのは、大きな糧になりました。

――柔らかい雰囲気が曲とマッチしていて、ステキなMVですね。
晩秋に箱根で撮影したんですが、ノスタルジックな景色が広がるタイミングで、曲の雰囲気に合っていました。日帰りの撮影だったんですけど、個人的にはプチ旅行気分になれて楽しかったです!

――カップリングの「Angel」も可愛い楽曲ですね。
「Good mood」がかなわない恋の歌だったので、それと対になる明るい曲があってもいいんじゃないかと。個人的には今年で30歳になるんですが、20代最後の今だからこそ、初々しさを持ったキュートでポップな楽曲にチャレンジできると思って制作しました。

――アーティストとしての経験値も順調に増やし、シングルは次が10枚目になりますが…。
ありがたいことです。2021年は3枚もCDを出して、それだけでも相当なチャレンジですし。

――これまでを振り返ってみて、いかがですか?
僕らのチームは新しいことにどんどん挑戦したい、届けたいという思いが常にあって、それが3年間で9枚のシングルをリリースするというペースに現れていますよね(笑)。僕自身は歌うことが大好きだし、リリースの機会を作っていただけることはとてもうれしいです。