内田雄馬、勇気をもらった先輩の言葉を告白「デビュー当時は、ここまで生き残ってないだろうと思ってました」<Interview>

内田雄馬 撮影=富田一也/スタイリスト=奥村渉/ヘア&メーク=花嶋麻希

お客さんからのパワーを、改めて感じました

――2021年10月に開催されたライブ「YUMA UCHIDA LIVE 2021『Equal Sign』」を収録したBlu-ray・DVDが、「Good mood」と同日に発売されました。1年8カ月ぶりの有観客ライブでしたが、目の前にファンの皆さんがいる光景はいかがでしたか?
言葉にできない感覚がありましたね。ここに戻ってこられてよかったなという気持ちと、皆さんに支えられて今まで歩んできたんだなと。目の前にお客さんがいることは大きな勇気とパワーになると、改めて実感しました。

――ライブの1曲目は「Comin’ Back」。ファンの皆さんも“戻ってきた”という気持ちになったのでは。
そう思っていただけたら超うれしいです、本当に。

――ライブで披露した、ダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」とのパフォーマンスも素晴らしかったです。
「KOSÉ 8ROCKS」はすごい人たちで、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」でも高い結果を残していますし、パフォーマンスがとにかく圧倒的。本物のブレイクダンスをガッツリ見たのは初めてでしたが、人間業じゃないなと。肉体の限界を突破している感じがカッコ良くて、一瞬で魅了されちゃいました。最強のパフォーマーたちが最高のパフォーマンスを出してくるから、僕も上げていかなきゃと刺激になりましたね。相乗効果で、ライブのパフォーマンスもいいものになったと思っています。

――元々ゲーム大好き少年だった内田さんが、ダンスに興味を持ったきっかけは?
三浦大知さんの影響が大きいですね。自分が高校生のときからずっと見ていて、本当に憧れの存在です。歌いながら踊るのは、身ひとつで表現できるという意味で原始的なパフォーマンスですが、それを突き詰めると時代を引っ張るパワーになる。アーティスティックな部分とエンタメの部分を両立させている三浦さんは、偉大です。