3月5日(土)に放送される、広瀬すず主演の「津田梅子~お札になった留学生~」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)は、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、ガールズパワーで女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)の青春を描いたスペシャルドラマ。結婚や仕事について悩む等身大の姿にもスポットを当て、“誰も知らない津田梅子”を丁寧につづっていく。
梅とともにアメリカ留学をやり遂げた親友2人には、池田エライザ(山川捨松役)、佐久間由衣(永井繁役)が配役。かけがえのない絆で結ばれた3人は、励まし合い、夢を語り合い、いくつもの壁にぶつかりながらも時代を切り拓いていく。
WEBザテレビジョンでは、真っすぐな性格で芯が強く、知的好奇心が旺盛な梅を演じる広瀬にインタビューを行い、作品への思いや共演者の印象、自身の演じるキャラクター、幼少期についてなどを聞いた。
――津田梅子という人物に対して、どのようなイメージを抱いていましたか?
今回演じるまでは詳しく知らなかったのですが、知っていくうちに「こんなに男前な人なんだ」という印象を持ちました。「かっこいいな」と強く引かれたことが、演じてみたいと思った理由の一つです。
――演じ終えての感想をお聞かせください。
感情的な部分のお芝居が多かったのですが、クランクイン前から監督が「現場で話し合いながらやろう」と仰ってくださり、その場の空気など、見えないものを埋めていく作業がすごく印象的な役でした。
――演じる前に準備されたことはありますか?
いろいろと資料をいただいて知ったことももちろんあるのですが、他の皆さんもどんなふうに演じられるのかあまり想像がつかなかったというのもあって、準備していくというよりも話し合いながら作っていきましたね。
――そのような演じ方は、広瀬さんの中ではよくあるのでしょうか?
少なくはない気はします。感情とか空気感って、台本から読み取れたりするんです。でも、今回はそういうことではなくて、周りからの目線や距離感を誰よりも敏感に感じる梅子を表現したかったんです。なので事前に想像するよりも、「このタイミングで、こんな目で人から見られたんだ」というその場の感覚を大事に演じていました。
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