2月18日(金)の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(夜1:00-1:30、フジテレビ※関東ローカル)では、SixTONES特集の第3話が放送される。
音楽活動に特に力を注いでいる彼らが、2022年1月にリリースした2ndアルバム『CITY』。その制作は2021年夏にスタート。京本大我は「ファーストアルバムめちゃくちゃいいよ、みたいな声をもらうとうれしくて。ただその分、2枚目はハードルが上がっていくんで。いろんなものをキャッチして2枚目に反映させていかないと、超えていけないなっていうのは思っている」と覚悟をにじませた。
そんな京本がレコーディングに臨んだのは、主演を務めるミュージカルの本番を間近に控え、稽古が佳境を迎えていた頃。スタジオでは「舞台を1カ月やり切ることを考えると、ここで調子に乗ってあんまりやれないな」と、喉への影響を気にしていた。
しかし、この日収録するバラード曲「Everlasting」で彼が任されていたのは、伸びやかなハイトーンボイスを生かした高音パート。ブースに入った京本はマイクを前に声を張るが、自分の歌唱に納得できない。より高音を出しやすくするため、大仏のポーズをしたり、かかとの下にガムテープを置いたりと、喉の開きが良くなる体勢を試しながら、何度も歌い上げる。当初は喉への影響を気にしていたが、「ダメだ、俺、結局いっぱいやっちゃうわ」と漏らし、OKテイクを勝ち取った。
歌声に強いこだわりを持つメンバーたち。しかし中には自分の声が嫌いだと語る者もいる。それが森本慎太郎だ。レコーディングスタッフにその歌声を「すごい武器」「めちゃめちゃセクシー」と褒められても、「ありがとうございます。でも嫌いなんすよ」とこぼす。
一方、ラップ担当の田中樹は「俺、自分の声好きなんすよね」とサラリと語る。他の5人の声と合わせるとき、違和感を残す声を出すのが得意だという。そして「6人いるっていう意味が出るじゃないですか、みんなバラバラだと」と話した。
京本は、「自分が出せない声を他の5人がカバーして出してくれてる。樹のラップにしても、慎太郎の甘い声にしても、みんなの個性が全然違うから。6人で歌う以外は考えられないですね」と語る。その言葉こそが、メンバー全員の思いであり、SixTONESらしさを作り上げている原点。唯一無二のハーモニーを生み出す、彼らの強い信念を映し出す。
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