――貘と共にギャンブルの世界に踏み込んでいく梶。貘を演じた横浜さんとのバディ感も見どころの一つですね。
流星くんとはプライベートなことを含めたくさんお話しをさせていただきました。お互い人見知りだと思うんですが、“バディもの”というのを意識して話し掛けてくれたんだと思います。それですごく仲良くなれて…。僕は誘われないと「どこかに行きましょう」と言えないタイプなので、流星くんが誘ってくれてうれしかったです。撮影が終わった今でも連絡を取り合っています。
――ストイックに貘になりきる横浜さんの姿を見て、刺激を受けたということですが…。
銀髪に染めた姿を見て、覚悟を持って演じているんだと思いました。そして何よりも原作リスペクトがすごいんですよ。現場でも原作を読んでいて、この原作にあるセリフを付け足した方が良くなるんじゃないかと監督に提案したり…。最後まで作品に愛を持って取り組む姿を見せてもらえたのは本当に良かったです。毎日が刺激的でした。
――映画の公開に合わせて、梶を主人公にしたドラマも配信されていますが、そこでは梶のギャンブル姿が見られますね。
映画を撮った後の撮影だったので、流星くんのギャンブルシーンがすごく参考になりました。セリフだけではなく表情で心境を伝えるのとか、結構難しくて…。梶も貘を意識していたと思うので、僕もどこか流星くんを思い出しながら演じています。
映画は人生逆転記ではないですが、貘と出会ったことで梶が成り上がっていく様が描かれていて、ドラマは梶の過去など映画とはまた違った一面が見られます。映画を含め、梶の人生を楽しんでいただきたいです。
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