舞台に立たせていただくことが多いですが、いつかチャンスがあればドラマにも挑戦したいと思っておりました。そんなタイミングでしかも主演! 私もプライベートで動物と一緒に過ごしています。リラックスしながら撮影ができそうで、楽しみです。
今、自分が持っているものを作品に注ぎ込み、スタッフ・キャストの皆さまと一丸となり、視聴者の皆さまに楽しんでもらえるよう頑張っていきたいと思います。
主役・花咲万太郎の役を坂本昌行さんにやっていただけるかもしれない、という話が出てから、脚本の深沢さんにあて書きをしていただき、とても個性的でかわいらしい万太郎が出来上がりました。
ぼんやりしているようで案外鋭い、2時間のミステリードラマを主役の個性でけん引していける、新たなヒーローの誕生をぜひお楽しみいただけたらと思います。
ある夜、大槻動物病院の獣医師・花咲万太郎(坂本)は、病院で預かっている犬の散歩中、遠くから聞こえてくる切ない犬の鳴き声に気付く。鳴き声を頼りに駆けつけると、崖下を見下ろして鳴く小型犬が。崖下では初老の男性が頭部から血を流しており、すでに息絶えていた。
男は森本要之助、65歳。ペット用品通販会社「ペットライク」の社長と判明。捜査本部の蓑田玲子警部(矢田)は、第一発見者の獣医師が現場の犬を連れて帰っていると知り、大槻動物病院の万太郎を訪ねる。
動物たちに愛情を注ぐが、人間世界のことには全く関心がなさそうで、かなり風変わりな印象の万太郎。しかし、現場の公園にいた少年の容貌を問うと、事細かに話すその記憶力に玲子は興味を持ち、森本家訪問に万太郎を同行させることに。
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