SKE48斉藤真木子、舞台稽古に苦戦する中で得た気付きを語る「ちょっと違うフィールドなんだなっていうのは痛感しました」

2022/02/22 18:00 配信

アイドル

舞台「シャットアウト、トイレット」に出演する斉藤真木子(SKE48) ※ザテレビジョン撮影

2月23日(水・祝)から東京・大塚萬劇場で舞台「シャットアウト、トイレット」の上演がスタートする。

同作は、喫茶店のトイレに忘れられた書類と500万円をめぐり、しがない会社員、詐欺師、経営者たちが駆け引きを繰り広げるワンシチュエーションコメディー。佐々木優佳里(AKB48)、沖なつ芽斉藤真木子(SKE48)、中野郁海後藤紗亜弥遊佐航高橋明日香が出演する。

WEBザテレビジョンでは、バーの経営者・エミリーを演じる斉藤にインタビューを実施。「歌やダンスだったら明日がライブでも覚えられるのに」と苦戦しながらも、日々稽古に奮闘している様子を語ってもらった。

「“もし500万円を手に入れたらどうするだろう”とかも考えながら観てもらえたら」


――まずは今作がどんな作品か、改めて斉藤さんから説明していただければと思います。

舞台となる喫茶店のトイレの中に500万円が置き忘れられていて、それを登場人物たちが取り合うっていうお話です。

その500万円がどういうお金かというのはストーリーが進むにつれて分かってくるんですけど、登場人物それぞれにその500万円が欲しい理由や背景があって。登場人物を通して、お金や人生に対する価値観がうまく描かれているんじゃないかなって思います。

ラストは結構衝撃的なのでそこも楽しみにしていてほしいなって思うし、“自分がもし500万円を手に入れたらどうするだろう”とかも考えながら観てもらえたらいいなって思います。

――斉藤さんが演じるエミリーはどんなキャラクターなんですか?

エミリーは500万円を取り合う中の1人なんです。性格みたいなところは、原作がある舞台ではないので結構自由にやらせていただいてるんですけど、お店を自分でやっていて、そのお店の経営状態が悪いから500万円をそれに充てようっていう、この500万円に人生を懸けている役です。

もし500万円を手にしたら…「緊張すると思うんで早く使っちゃいたい」


――ちなみに、斉藤さんはもし500万円が手に入ったら何をしたいですか?

共演者の方と話したりもするんですけど、普通に使ってたらすぐになくなっちゃいそうなので、何か形に残るものがいいですね。…免許持ってないけど、車を買いたい(笑)。あとは親孝行もしたいし…自分で働いたお金じゃないけど(笑)。

旅行に行ったりもしたいですね。あんまり自分で旅行に行ったりしたこともないから、海外行くのにどれくらいお金が掛かるかもよく分かってないですけど、家族旅行もいいかなって思います。「500万円を持っている」って思ってると緊張すると思うんで、早く使っちゃいたいかもしれないですね。

――公式の作品紹介には「社会から締め出されているのはあなたでしょ?」っていう言葉が載っていますが、鍵を忘れて家から閉め出されたりした経験ってありますか?

東京で「刀使ノ巫女」の舞台(2018年)をやっていた時だと思うんですけど、1日だけ名古屋に帰れる日があって、稽古で追い詰められてたんで「早く名古屋に帰りたい」と思ってたんです。なのに、東京のホテルに家の鍵を忘れてきたんですよ。

名古屋に着いたのに家に入れなくて。でも、明日にはまた東京に戻るから絶対に入りたかったので、夜に鍵を開けてくれる業者さんを呼んで開けてもらいました。

普段忘れ物とかはあんまりしないし、そういう大きいことは他に記憶にないからそれだけはめちゃめちゃ印象に残ってて。癒やされに帰ったのに結果疲れた、みたいな(笑)。