広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた、李相日(リ・サンイル)監督最新作『流浪(るろう)の月』が5月13日(金)に全国公開することが決定した。
本作は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる小説が原作になっている。10歳の時に誘拐事件の被害女児となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の加害者とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を横浜流星が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じる。
公開に伴い、ギャガYouTube公式チャンネルでは特報映像とティザービジュアルが解禁された。解禁された映像は「その男、家内さんを誘拐した犯人だよね？」という不穏な言葉で始まり、雨の桟橋に佇む更紗、連行される文の裸足の足元など、彼らの人生を揺さぶる波乱の予兆に緊張が漂う。ティザービジュアルでは、思わず引き込まれそうになる、消せない烙印を背負った更紗と文の姿に加えて、初披露となる更紗と文の恋人である亮と谷の何か思いつめる表情が並ぶ。