堀田真由、島崎信長、榎木淳弥が大学のグライダー部の先輩後輩に!「グライダーの作品に出演していて申し訳ないんですけど、飛行機がちょっと苦手で…」

キャラクターの感情や魅力がすごく伝わってくる声や表現だなと思いました


――お二人から見て、堀田さんの演技はいかがでしたか?

島崎:主人公の芝居感に合わせて全体のバランスが決まっていくので、参考のためにオーディションの段階で「つるたまはこういう声です」と堀田さんの声を聞かせてもらったんですよ。純粋に「いいな」と思いました。声優は役者としての感覚的な部分と職人としての技術的な部分が混ざり合った仕事だと僕は思っているんですけど、伝わるかどうかが一番大事だと考えていて。その意味で、キャラクターの感情や魅力がすごく伝わってくる声や表現だなと思いました。

堀田:ありがとうございます。

榎木:前半と後半で、ずいぶん質感が違ったような気がします。たしか堀田さんは、3〜4日かけて録っているんですよね。

堀田:そうです。

榎木:前半は実写に近い表現でした。そして後半は、さっき信長くんが言ったような職人っぽいアニメ声優的表現方法を織り交ぜつつ、堀田さんならではの表現になっていたのかなと。僕はどっちも好きなんですけど、その違いが面白かったです。あと、技術の応用がすごく早い。僕は10年この仕事をやっていて、未だによくわからないので(笑)。

島崎:榎木くんの場合は、あえて「俺はこういう表現がしたい!」というところがあるからね。

榎木:確かにそうかも。あと堀田さんは実写で活躍されているので、「実写ではどうやっているんですか?」と質問魔になってしまい、ただのファンみたいでした(笑)。