郷ひろみ、持ち歌へ抱く“責任感”明かす「自分自身を輝かせ続けることで、懐メロにしないんだという思いが強いです」

2022/02/25 05:00 配信

音楽 インタビュー 独占

『2億4千万の瞳』は「歌うことに抵抗があった時期はありました」


――大ヒット曲を持つ歌手の方皆さんに当てはまることかもしれませんが、大ヒット曲だからこそ歌いたくないと思う時期があったりするんじゃないかと。郷さんも「2億4千万の瞳」に対して、そういう思いを抱いた時期はありましたか?

歌うことに抵抗があった時期はありましたね。画家と一緒かなって思うんです。青の時代があったり、白黒の時代があったり、華やかになっていった時代があったり。それと一緒で、“自分にとってこの曲はどうなんだろう?”って考えたりする時期が。でも僕は、ある時期から吹っ切れました。50歳を過ぎた頃かな? 逆に、吹っ切れてからは“何をやってもOK!”って気持ちです(笑)。

――2月26日(土)放送の「歌える!J-POP黄金のヒットパレード決定版!#5」にて「デビュー50 周年! 歌える! J-POP 黄金のヒットパレードゴージャスメドレー」を披露されますね。最後に、この番組の見どころと読者へのメッセージをお願いします。

この番組は、歌謡曲が好きな人の期待に応える、絶対に裏切ることのない素晴らしい楽曲がたくさん聴ける番組です。ぜひ楽しみにしてご覧いただきたいと思います。僕自身のコーナーは、とにかく“自分自身が楽しむんだ”、“自分の思い出はこうなんだ”というのを頭の中に描きながら歌っているので、そういう思いも届けばいいなと思っています。よろしくお願いします。

■取材・文=田中隆信

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