間宮祥太朗主演、元阪神タイガース選手・横田慎太郎氏の「奇跡のバックホーム」をドラマ化『僕が背負えるかどうか…』

2022/02/23 05:00 配信

ドラマ 速報

石田ひかりコメント

「ドキュメンタリードラマ 奇跡のバックホーム」より (C)ABCテレビ


――脚本(原作)を読まれた印象はいかがでしたか?

夫が骨の髄まで阪神ファンなので、このオファーを伝えたら、さぞ喜ぶだろうなと思いました。実際、夫の口から横田選手への熱い思いや引退試合で起きたことを聞き、ご著書も読ませていただき、「これは大変なことになった!」と思いました。大変な思いをされた横田選手やご家族、そして野球ファンの皆さまにも喜んでいただける良い作品にしなければと思いました。

――“母・まなみ”の魅力を教えてください。

横田選手が、特にお母さまへ感謝の言葉をおっしゃっている事が全てだと思います。お母さまのまなみさんは、本当に生きた心地のしない日々だったと思いますが、どんなときも明るく横田選手を励まし共に闘っている姿は、同じ母親として尊敬すべき姿だと思いました。

――印象に残っているシーンはありますか?

やはりキャッチボールのシーンです。きらきらと瞳を輝かせていた少年時代の息子には「どこ投げてんの」と怒られて、闘病中の息子には「ちゃんとお母さんが取れるように投げて!」と言いながらのキャッチボールは、母親の私にしか味わえない幸福感がありました。

――視聴者へメッセージをお願いします。

誰からも愛される横田選手の笑顔の裏側にあった、あまりにも残酷で過酷な時間を経て、新しい世界に歩き出した横田選手に、心からのエールを送りたいと思います!

丸山智己コメント

「ドキュメンタリードラマ 奇跡のバックホーム」より (C)ABCテレビ


――脚本(原作)を読まれた印象はいかがでしたか?

こんなドラマのような奇跡が実際にあるということにびっくりしたと同時に、身が引き締まる思いで臨みました。

――“田中秀太”の魅力を教えてください。

私の演じる田中秀太さんは、自身もプロ野球選手を引退してスカウトになられた方なので、誰よりも痛みのわかる選手愛の深い方。独自の美学を持つ野球人として、とても演じがいがありました。

――印象に残っているシーンはありますか?

横田選手が田中スカウトに引退の意思を伝えるシーンです。短いやり取りの中でお互いのこれまでの思いが溢れる熱のこもったシーンでした。

――視聴者へメッセージをお願いします。

残酷な現実の先に待っていたのは信じられないほど美しい瞬間でした。神様がくれた奇跡の瞬間を、ぜひご覧いただけたら幸いです。

原作者・横田慎太郎氏コメント


ドラマ化のお話をいただいたときは「まさか」と信じられなかったのですが、すぐに「大変うれしい、ありがたい」という気持ちに変わりました。これまで何度も何度も苦しい事、つらい事がありました。これからを考えると、不安と恐怖で眠れない夜が何日もありました。

それでも自分に「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせて、自分を信じて目標を持ってやって来て、本当に野球人生の最後の最後に想像もしていない事が起こりました。一人でも多くの方に見ていただき、勇気と希望を持ってもらえたらと思っています。