草なぎ剛「ウイとギブソンが全部この町でつながってる。呼ばれてるのかもしれない」次の作品に向けて新たなスタート

年が明けた！と思ったら、あっという間に2月です。寒いよね。まだまだ家にこもりたい。おうち時間、どう過ごしていますか？　僕はギターを弾いたり、配信で映画を見たり、自分の時間を楽しんでいます。最近ハマッているのは「鬼滅の刃」（'19年～）。ユースケ（・サンタマリア）さんが“鬼滅”が好きで、よく話してたので、定期的に配信が上がるようになって、今見ています。面白いよね。“じゅじゅちゅかいしぇん”…あれ、言えてない。「呪術廻戦」（'20年～）も見てますよ。並行して見ると共通点があって、キャラクターを混同しちゃったりするけど（笑）。

あと、高倉健さんの「幸福の黄色いハンカチ」（'77年）も見ました。たまたま配信に上がっててちょっと見ようと思ったら最後まで見ちゃった。何度か見てるけど、改めて見るとやっぱり名作だよ。あのときの健さんより、今の僕の方が年上ってヤバくないですか？　多分（健さんは）46歳くらいかな。黄色いハンカチがまぶしくて。心が洗われる作品だと思います。

「いいギターだ！とお墨付きをいただきました」

先日、斉藤和義さんのラジオにゲストで呼んでいただきました。最高でした。古いギターの話をしてということで、一番気に入っているギターを持っていって。最近買った、といっても１年くらい前だけど、ギブソンのＪ −１８５という'51年のビンテージ。音が良くて弾きやすい。たくさんギターを所有してる和義さんでも、これならと思ったら、案の定、興味を示してくれて、いいギターだ！とお墨付きをいただきました。一緒にセッションもできてね。まるで僕のことを歌っているような和義さんの「ギター」という曲を。まさに「ギターは夢をかなえる」時間でした。

ちなみに、今日のギターは（編集部注：取材の際は必ず持参）'53年のギブソンでＣＦ −１００というモデル。相当気に入っている。この形で和義さんモデルや奥田民生さんモデルも出てる人気のギターで、僕はそれ知らなくて、7年ぐらい前に楽器屋さんでカッコいい！と一目ぼれ。あれから楽器屋さんでこれを見掛けたことないから。いいの手に入れた。