つんく♂、ハロプロは「代弁者」ドラマ化で伝える、楽曲に込めたメッセージ<真夜中にハロー!>

2022/03/10 12:00 配信

ドラマ インタビュー

つんく♂×北野篤の対談インタビューを実施※提供写真

ハロー!プロジェクトのメンバー55人が出演する木ドラ24「真夜中にハロー!」(毎週木曜夜0:30-1:00、テレビ東京系)が現在放送中。同作はゲストハウス「サンプラザ朝沼」にやって来る悩みを持った宿泊客が、突然現れたハロプロメンバーのパフォーマンスを見て、背中を押され一歩踏み出す姿を描く。同作の主人公でもあり、ゲストハウスを運営するハロプロの熱狂的なファン・マリコを演じるのは菊池桃子。そして、しっかり者の娘・ミサキを大原優乃が演じ、第1話の放送時にはTwitterでトレンド1位を取るなど盛り上がりを見せている。

今回、WEBザテレビジョンでは、同作の企画・プロデュースを務めた北野篤と、ハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを務めたつんく♂に取材を実施。ドラマ企画のきっかけや、菊池のキャスティング理由などを聞いた。

ドラマ化のきっかけは「ハロプロのMV」


――ドラマ企画のきっかけについてお聞かせください。

北野:僕は元々、ハロプロさんのMVなどを制作していました。それを見たテレビ東京の寺原洋平プロデューサーから「ドラマの企画をやっているので一緒にやりませんか?」と連絡をいただきました。いくつか企画を出したんですけど、MVを見てお声がけいただいたというのと、寺原プロデューサーもハロプロ好きというのもあって、本作の企画を作ってみようかと思って書いたのがきっかけです。

――つんく♂さんはこの企画を聞いたとき、どのように感じましたか?

つんく♂:結果的に見たら、ファンタジーな部分もあって、それがドラマなんだけど僕の価値観やメッセージ(歌詞)を切り取って、物語にしていただけるのは非常にうれしいし、面白いです。そういうところを切り取って広げていただくことで、自分の曲を客観的に見られて楽しかったです。