3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。2月25日放送の第82回では、ひなた(川栄李奈)と大部屋俳優の五十嵐文四郎(本郷奏多)の甘酸っぱいやり取りに注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンを繋いでいく異例スタイル。現在は、安子(上白石)の孫でるい(深津)と錠一郎(オダギリジョー)の娘・ひなた(川栄)の人生を描く“ひなた編” 第17週「1983-1984」を放送している。
“日本の映画史上まれに見る駄作”とまで言われた初代桃山剣之介(尾上菊之助)の映画「妖術七変化!隠れ里の決闘」が二代目剣之介(尾上菊之助=2役)主演で再映画化されることになり、五十嵐はその敵役オーディションに挑戦するという。
経験が浅いながらも予選を突破し最終選考に残った五十嵐。1人で頑張る姿を見て、力になりたいと思ったひなたは、あつあつの回転焼きを食べさせてあげようとひそかに特訓を始めた。
そして、オーディション最終選考の前日。「気合を入れたいと思う時、『大月』の回転焼きが食べたくなる」と語っていた五十嵐は、やはり回転焼きを買いに来た。店番をしていたひなたは、ヤケドと絆創膏だらけの手で五十嵐のために回転焼きを焼いて、手渡した。
「明日、頑張って」と言葉すくなにエールを送ったひなた。五十嵐は「ありがとう。これで、頑張れる」と答えると、ひなたを見つめ、帰っていった。
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