――これは誰にも負けないと思うチャームポイント(武器)は?
すごく小動物っぽい動きをするのに、凛とした表情をしていることも多かったりするので、カッコいいグラビアもできるし、かわいらしいグラビアもできる。その表現の幅は広いのかなと。ギャップみたいなものも含めて、これからどんどん違う一面を見せていけたらいいなと思っています。
――撮影会の前に心掛けていることは?
前日は昼2時までにご飯を済ませて、あとは水を飲むだけとか。顔がむくまないように塩分を控えめにしたり。芸能の世界に入ってまだ3年ぐらいですけど、写真を撮られる側の人たちは皆さんむくみを気にするんだなって強く感じました。
――Twitterでは温かい飲み物を飲んでいるツイートが。
春雨スープやコンソメスープを飲んでいます。体が温まるし、カロリーも低いからいいですよね。食事制限をしているけど、結構運動もやっているんです。
――例えばどんなことを?
キックボクシングやジム、先週からピラティスも始めました。自分の中でなりたい体形があるので、いろいろなことに挑戦しています。
――なりたい体形とは?
極論を言うと、真っすぐなストレート体形。映像だときれいに見えるみたいなんです。骨格によってできることは限られてくるのかなと思いますけど、そういう体形を目指しています。
――今は、何をしている時が楽しい?
演技ですね。結構前から演技レッスンと映像演技の勉強に力を入れています。これまではグラビア中心だったからマネジャーさんも私の演技をあまり見ていなくて。この前、試写で私が出演した作品を見たマネジャーさんから「演技できるんだね」って言われて。私、実は演技がしたいんですよっていう話をしました。
今は演技をしている時が楽しい。もちろんグラビアも好きなので、同時進行で演技のお仕事も増やしていけたらいいなと思っています。
――自分の演技については?
自分ではうまいのか下手なのか分からないです。マネジャーさんいわく「何か引っかかるなってところはなかった」と。だから、作品の中に違和感なく溶け込んでいたのかなって思います。演技をしようとしないことが大事らしいんですけど、それが一番難しい。今はあまり考え過ぎず、物語や雰囲気を感じながら演じることを心掛けています。
――“演じてみたい”と思うようになったきっかけは?
映画は小さい頃から好きで、それこそ最初は「ハリー・ポッター」から始まって、SFやファンタジーの世界って日常ではあり得ないのに、それをエンターテインメントとして作り上げて見た人に夢を与えたりする。それって、すごいことだなと。そこから映画をよく見るようになりました。
日本映画も気になった作品は見ています。この間見た「手紙」はすごく感動しました。小田和正さんの歌が流れるラストシーンの演出はずるい(笑)。涙が止まりませんでした。Netflixの「浅草キッド」も面白かったです。ビートたけしさん役の柳楽優弥さんはすごいなと思いました。私もいろいろな役を演じられるようになりたいです。
――今後の目標は?
先日、月9ドラマの「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に出させていただいたりして、現場を経験する機会が多くなってきました。いつかはメインキャストをと思いながら、今はオーディションを受けているところ。もっともっと演技のお仕事をやっていきたいと思います。そして、グラビアでは雑誌の表紙を飾ることが夢。これが“有言実行”になるよう、今まで以上に頑張っていきたいです。
◆取材・文=月山武桜
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