奥平大兼「皆様にも考えてもらえる機会になれば」『マイスモールランド』ドラマ版放送決定に喜び

奥平大兼「心の底から多くの方に見てもらいたい」

「マイスモールランド」テレビドラマ版放送決定を受け、奥平は「僕はこの作品を最初に見た時、心の底から多くの方に見てもらいたいと思いました。なのでこのようにドラマ版で放送させて頂けるのがとても嬉しいです。

僕はこの作品を通して初めて日本に住んでいるクルドの方々について知ることができました。このようなことが日本で起きているということ、そしてその人達が感じていることも知ることができました。これらのことを知ることだけでも、『マイスモールランド』を見る意義があると僕は思います。

そして、この作品を見て感じる事は人それぞれだと思います。僕も僕なりに考えることがあるように、見ていただいた皆様にも考えてもらえる機会になればいいなと思います」とコメントを寄せる。

奥平自身、2020年の映画「MOTHER マザー」のメインキャストに大抜擢され、デビュー作にして名だたる映画賞の新人賞4冠（第44回日本アカデミー賞、第63回ブルーリボン賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン、第30回日本映画批評家大賞）を達成した注目の若手俳優。その後も快進撃を続け、27日(日)からはドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」(日本テレビ)が放送されているほか、「ZIP!」(日本テレビ系)内の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の火曜日主演、初の連ドラ主演作「WOWOWオリジナルドラマ　早朝始発の殺風景」(2022年、WOWOWにて放送・配信、全6話)も控える。

「マイスモールランド」でも瑞々しい演技を披露している。自身もクルド人を取り巻く環境について学び、特別な思いを持って挑んだ奥平の感性際立つ演技にも注目だ。