坂東龍汰、地元の北海道で撮った写真を公開!「いつか田舎に住みたいとずっと思っています」【連載:坂東龍汰の推しごとパパラッチ #8】(後編)

2022/03/10 18:00 配信

芸能一般 インタビュー 連載

――ニューヨーク生まれの坂東くんが日本に来て、最初に住んだ所ですもんね。

そうです。NYには2〜3歳までいたんですけど、そこから、北海道の海の目の前の「海の家」に行って、その後、道内で引っ越して…。

――でも、NYという大都会から北海道の自然しかない土地に行くって、子どもながらにかなりのカルチャーショックだったのは?

全く覚えていないんですけど、もし物心ついていたらショックだと思います。だって、NYではマンハッタンのど真ん中に住んでいたらしいんですよ。セントラルパークが望めるマンションに。超都会に住んでいて、そこから突然、周りに何もない海の家へ。お正月に久々に行った時も「何もねー」って思いましたからね(笑)。結構、親も自由奔放に生きてたんだなというのが伝わってきました。

海の家での記憶はあるんですけど、小さかったからNYから連れて行かれても疑問に思わないじゃないですか? でも、大人になって、改めて考えたら、かなり破天荒だなって(笑)。マンハッタンでの生活を捨てて海の家って。自分だったら、子どものことを考えて、英語が話せるようになる小3・4ぐらいまではNYにいて…とかって考えると思うんですけど、そこから海の家(笑)。極端ですよね。都会に飽きたのかな?

家族で洞爺湖沿いにある場所でキャンプをした際に、洞爺湖をバックに焚き火を撮影 撮影=坂東龍汰

――ご両親のどちらかが、北海道出身だったとか?

いや、どっちも違います。なのに、自給自足するために北海道に行ったんです。

――自給自足の生活を、自分もいつかやってみたいですか?

ちょっと考えますよね。北海道とは言わず、いつか田舎に住みたいなとはすごく思います。年末年始に北海道に帰ると、ここが居場所だなと思いますし、田舎に住んでいる人の表情って都会の人とは違うんですよね。急いでないし、余裕のあるいい表情をしている。だから、北海道に限らず、日本に限らず、いつか田舎に住みたいとはずっと思っています。落ち着ける所が一番自分には合っていると思うから。今はまだ活発なので(笑)、まだまだ先の話ですけど。

――坂東くんの核にあるものが、この写真たちを撮っていた時代に培われたんでしょうね。

そうですね。自分の中のどこかにあるんだと思います。やっぱり自分がそういうところで育ったから、ゆくゆく子供ができたりしたら田舎で育てたいな〜って、漠然と思っています。

取材・文=及川静

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