AKB48馬嘉伶やSKE48高畑結希らが出演する「麗和落語~二〇二二春の陣~」のディレイ配信がスタート

2022/03/11 12:00 配信

アイドル 芸能一般

高畑結希(SKE48) ※提供写真

2月8日から12日まで東京・内幸町ホールで全9公演が開催された「麗和落語~二〇二二春の陣~」が、3月12日(土)朝10時よりオンライン配信される。

「麗和落語」は、忘れかけていた美しい日本語を題材にした創作落語を令和に生きる女性たちが演じる、ILLUMINUSが手掛けるオリジナル現代落語シリーズ。

第2弾となった「二〇二二春の陣」では、石丸千賀今村美月(STU48)、植野祐美、遠藤三貴工藤理子(STU48)、高畑結希(※)(SKE48)、谷茜子、中野郁海古舘葵(NGT48)、西村菜那子(NGT48)、馬嘉伶(AKB48)がそれぞれ一席を披露した。

2月11日昼3:00公演リポート


2月11日昼3時の公演には、植野、高畑、中野、古舘が出演。

最初に高座に上がったのは、この回が「麗和落語~二〇二二春の陣~」自身の初回だった高畑。自己紹介から“まくら”を始めると、演目の「月に叢雲、花に風」の例えとして稽古中のエピソードを披露しながら、するりと本題へ。

「月に叢雲、花に風」は旅行の計画を立てている女子グループの話で、高畑はハキハキとしたしっかり者のヨーコと、ぶりっ子のような口調で旅行計画に水を差すハナの二役をしっかりと演じ切る。

続く「常初花(とこはつはな)」を演じたのは中野。今回が落語初挑戦だという中野は、序盤は緊張した様子をのぞかせるが、本題に入ると自然と役に入っていく。

「常初花」の主人公は30歳の誕生日を迎えた夢子。1人で迎えた誕生日に虚しさを覚えながらふと外に出ると、何やら香ばしい香りが。その香りの先には大きな屋敷があり、夢子はそこで不思議な“みそ”をもらう。そして、“みそ”の力で夢子はさまざまな願望をかなえていく。

3番手で登場したのは、「麗和落語~二〇二二春の陣~」最年少メンバーの古舘。演目は「夢幻泡影」で、会社に遅刻してしまったOLがどうすれば遅刻しなかったのか、さまざまな“もしも”を大きな身振り手振りを交えながらにぎやかに展開していく。

そして、雨が降らない村を舞台に、生まれてからほとんど泣いたことのないお節が主人公の「空知らぬ雨」を演じたのは植野。「お節が泣けば、村に雨が降る!!」と信じてお節を泣かせにかかる村人とお節の“涙”をめぐる物語を声色豊かに紡いでいく。

また、後半は2人で1つの演目を。高畑と中野は、帰る家庭があるにもかかわらず河川敷で風が吹くのを待っている男の物語「時つ風」、古舘と上野は、タイムカプセルを掘り返した主人公と、その中の手紙を書いた10年前の“自分”のやりとりを描いた「久遠(くおん)」を演じる。

各回出演者


2月8日公演…今村美月(STU48)、植野祐美、工藤理子(STU48)、馬嘉伶(AKB48)
2月9日公演…今村美月(STU48)、遠藤三貴工藤理子(STU48)、馬嘉伶(AKB48)
2月10日公演…今村美月(STU48)、植野祐美、工藤理子(STU48)、馬嘉伶(AKB48)

2月11日(朝11:30)公演…石丸千賀中野郁海古舘葵(NGT48)、西村菜那子(NGT 48)
2月11日(昼15:00)公演…植野祐美、高畑結希(SKE48)、中野郁海古舘葵(NGT48)
2月11日(夜6:30)公演…植野祐美、高畑結希(SKE48)、谷茜子、西村菜那子(NGT48)

2月12日(朝11:30)公演…石丸千賀、植野祐美、古舘葵(NGT48)、西村菜那子(NGT48)
2月12日(昼15:00)公演…石丸千賀遠藤三貴中野郁海古舘葵(NGT48)
2月12日(夜6:30)公演…高畑結希(SKE48)、谷茜子、中野郁海西村菜那子(NGT48)


※高畑結希の「高」は正しくは「はしごだか」