ハンサムは男性だけのものじゃない!女優たちによる初の「ハンサムライブ」に込められたメッセージと希望

カリスマK-POPグループ「BLACKPINK」のダンスにも挑戦 (C)アミューズ

国連が定める“国際女性デー”である3月8日(火)に、アミューズ所属の女優たちが出演する「AMUSE PRESENTS SUPER HANDSOME W LIVE "HANDSOME" is not just for men.」が開催される。アミューズは2012年より、若手男性俳優たちが歌やダンス、バンド演奏などのパフォーマンスを行う「ハンサムライブ」を開催し人気を博しているが、女優たちによるライブは今回が初めて。なぜ企画されたのか、そしていったいどんなライブになるのか、構成・演出を務める演出家の小林香氏に聞いた。

男性俳優の「ハンサムライブ」がうらやましいという声

2021年に開催された「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 “OVER THE RAINBOW”」の様子 (C)アミューズ


「『ハンサム』の概念は男性だけにあらず。」というメッセージが印象的な今回のライブ。小林氏は演出・構成の打診を受けたとき、このテーマと、3月8日の国際女性デーという日程だけを聞いて即OKしたという。「国際女性デーにこのライブを開催することは、すごく大きな意味を持つと感じたので、ぜひやりたいと思いました」(小林氏)

出演者には幼いころからアミューズに所属している女優が多い。「まず出演者の皆さんの想いが強いんです。成長する中で一緒に歌やダンスを練習してきた男性の俳優たちには『ハンサムライブ』という場があるのに、女性たちにはなくて、うらやましいと思っていたという声を聞きました。なので、出演者それぞれのやりたい曲なども聞きつつ、ひとつのコンセプトにまとまるようブラッシュアップする形で構成しています」

小林氏の考える「ハンサム」とは「目に見えるものではない、ひとつのスタイル」だという。「容姿だけでなく、中身も磨いていること。自分の考えをきちんと言語化できることや、自分以外の人に、自分の持っている力や時間を費やせること。そういったスタイルが『ハンサム』だと私は思います」