台本を読んでみて感じたのは僕が演じる福原幸多は不幸が故に性格が少し歪んでしまっている部分があります。ですが、直哉の優しさに触れ少しずつ自分の中で初めて生まれていく感情を疑いつつもだんだん確信に変わっていく、感受性が豊かで本当に純粋な人だと思いました。
元々2人はそれぞれ違う人生を歩んできたと思いますが、人を思う優しさなど本質的なところは同じなんだなと演じてみて感じました。原作をリスペクトしつつ現場で生まれる感情も大事にして、原作ファンの方にも初めて見る方にも楽しんでいただけるように精一杯この作品に向き合っていきたいと思います!
篠宮直哉という役を演じてみて感じたことですが、まず台本を読んでみて、篠宮直哉が格好良くて、クールなのに誰にでも好かれるイケメンという役を演じきれるか、ものすごいプレッシャーがありました。ただ台本を読み込んでいく内に、曽田陵介さん演じる、福原幸多と似た可愛い部分があったり、物語後半にいくにつれて、篠宮直哉の本質的な部分が見えてきて人間味を感じて頂けると思います。
篠宮がただのイケメンというだけでなく、健気で意外と可愛いなという部分を、原作ファンの方も、初めてご覧いただく方にも伝わって、好きになって頂けたらいいなと思います。
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