カバーガール大賞実行委員会(一般社団法人日本雑誌協会、株式会社富士山マガジンサービス)は3月4日、2021年に雑誌の表紙を多く飾った女性を表彰する「第8回カバーガール大賞」受賞者を発表した。コスプレイヤー・えなこが大賞の他、20代部門、コミック誌部門、グラビア部門と4冠を達成。メンズ部門の大賞はKing & Princeの平野紫耀が3連覇を果たし、殿堂入りした。
3月4日の「雑誌の日」を記念して表彰される同賞は、2021年1月1日~12月31日までに発売され、オンライン書店Fujisan.co.jpで取扱いのある雑誌・フリーペーパー・電子雑誌などを中心に約1万誌を調査。表紙を飾った回数の多かった女性を選定し、受賞者として表彰する。
大賞およびエンタメ、コミック、グラビア、ファッションの各部門賞と、10代~30代でトップを飾った人たち、さらに最も多く雑誌の表紙を飾った男性をメンズ部門として表彰。また、読者やファンに印象的な話題やニュースを届けた表紙・表紙を飾った人物を讃え表彰する「話題賞」も発表した。
大賞および20代部門、コミック誌部門、グラビア部門という4冠を手にしたえなこは、2020年の「第7回カバーガール大賞」でTOP10に初ランクイン、4位に入賞した。その人気は2021年も留まることを知らず、大賞に輝いた。
2021年8月には、複数の出版社を横断した企画「えなこ夏の表紙ジャックキャンペーン」で8月発売の漫画雑誌や週刊誌など全15誌の表紙を飾り続ける偉業を成し遂げるなど、コスプレ・グラビア二つの武器で2021年の雑誌業界を牽引してきた。
さらに、コスプレイヤーとしてイベントアンバサダーを務める他、自身のYouTubeアカウントの開設、TVのMCやアーティストとしてシングルを発売するなど、マルチに活動の幅を広げていった。
そんなえなこに続くように、発表されたトップ10の中には、2位に伊織もえ、3位に篠崎こころと、PPエンタープライズ所属タレントがトップ3に名前を連ねるなど、コスプレイヤーが活躍を見せた1年だった。