3月9日(水)にSKE48が29枚目のシングル「心にFlower」をリリースする。今作は、騒々しい日々の中で、花のように美しく清らかな心と、自分らしさを忘れずに生きていこうというメッセージソングとなっている。WEBザテレビジョンでは、選抜メンバーの古畑奈和にインタビュー。同楽曲のことに加え、歌や舞台などの“表現”に対するモチベーションなどについて話を聞いた。
――昨年、特に年末は舞台「ナナシ2021」出演にソロライブと忙しかったと思いますが、1年を振り返ってみていかがでしょうか。
舞台に始まって舞台に終わるという素晴らしい1年を過ごせました。ソロライブもかないましたし、5期生の10周年も無事に迎えられて、いい1年だったなって思います。
コロナの影響でできないことも多い状況で、その中で最大限できることややりたかったことができたのは奇跡的だなって思います。
――10周年を迎えて感慨などはありましたか。
それが全くなくて。毎日普通に、穏やかに楽しく過ごしてたら、知らない間に10年経ってたみたいな(笑)。気持ち的には6年目から全然変わってないくらいで、「10年いられたんだ」ってじわじわ来ている感じです。
――2022年に入ってからは「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」があって、2大会連続でファイナルに進出しました。また「ファイナリストライブ」があると思いますが、もう歌いたい曲は決まってるんですか。
本格的に「これ!」って絞ってはいないんですけど、どれにしようかなって考えているところです。もう練習も始まってます。
――古畑さんはソロでシングルとミニアルバムを1枚ずつリリースしてますけど、自分で作詞してみたいとかは思わないんですか。
あんまりないですね。こういう感情を言葉にできたらいいのにとか、こういう世界観を自分の中から生み出せたらいいのにっていうのはあるんですけど、まだそこまで達していないというか、自分で書きたいっていう意欲はそんなになくて。
どちらかと言うと、誰かが作った世界観に浸ってる方が好きだったりします。どういう気持ちで書いたんだろうとか、この人はこういう表現をしてるけど、違う見方をしたらどういう表現になるんだろうとか、そっちを模索している方が今は楽しいです。
――「ナナシ」でインタビューさせていただいた時は卒業後のビジョンにも少し触れていましたが、昨年舞台に2本出演して、そういう点で何か影響を受けたりはしましたか。
舞台に立ってスポットライトを浴びたり、お客さんからの視線を感じたり、日常では味わえないドキドキ感はやっぱり楽しいなって思います。プレッシャーというか、そういう“圧”は掛かるじゃないですか。
間違えたらどうしようとか、(セリフが)飛んだらどうしようとか、楽しめなかったらどうしようとか、そうやって自分にプレッシャーを掛けてやるのは結構楽しかったりします。
だから、舞台っていいなぁって思いますね。映像のお芝居とはまた違う楽しさがあるので。映像のお芝居をやらせてもらったこともありますけど、舞台でスポットライトを浴びながらやってる方が向いてるのかなって思っています。
でも、私が楽しいって思う舞台って、全部(高柳)明音ちゃんがいたんですよ(笑)。だから、明音ちゃんといるのが楽しいのか、舞台をやってるのが楽しいのか、その辺りは分からないですね(笑)。
また舞台に出るときには、もちろん明音ちゃんにはいてほしいんですけど、本当に知らないところに1人で飛び込んでいくような経験もしてみたいなって思いますね。
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