――「ナナシ」はアクションがありましたが、今作「心にFlower」のMVでもアクションシーンがあったと聞いています。
「ナナシ」のアクションは殺陣だったんですけど、今回のMVはまた全然違いましたね。
今回は高畑結希(※)ちゃんと一緒のシーンだったんですけど、結希ちゃんと足の動きをそろえるのはもちろん、ジャンプも2人が同じタイミングで跳んで、かつ同じ高さに見えるように跳ばなきゃいけなくて。それを合わせるのが結構大変でした。
結構細かかったですけど、撮った映像を見たらいい感じになっていたのでよかったです。
――MV撮影で印象に残っていることはありますか。
えーと、う~ん…?
(隣にいた大場美奈が「なさ過ぎでしょ(笑)」と一言)
あ、でもるんるん(大場)から大きいポッキーをもらってうれしかったことは覚えてます。「大きいポッキー持ってるんだ~」って言って配ってて。それをもらってうれしかったです。やばい、小学生みたい!(笑)
(さらに大場から「書く人のことも考えて!(笑)」とツッコミが)
こんな感じだから作詞したいとか考えないんですよ(笑)。
――先にMVのことをお聞きしましたが、歌詞やメロディーの印象はいかがでしたか?
心に寄り添って応援をしてくれる歌だなって思いました。すごく優しく温かく、本当に心に寄り添って一歩一歩進むのを応援してくれるし、進む道で不安になるときもあると思うんですけど、そういうときにそっとそばにいてくれるような曲だなって思っています。
もっと「ガンガン前に進もうぜ!」みたいな曲にも背中押されるけど、そうじゃなくて、繊細な心の人もほっとできるような曲になっているんじゃないかなって思います。
――「心にFlower」というタイトルに少し掛けて、古畑さんの心に留めている座右の銘があったら教えてもらえればと思います。
「つらい時こそ伸びる時」です。中学校の吹奏楽部で、腹筋しながら楽器を吹いたり、ブリッジしながら歌を歌ったりっていう練習をしてたんですけど、その時に先生が「いいかおまえたち、つらいだろ? でもな、人はつらい時に成長するんだよ」って言ってて。確かに理にかなってるな、と。
つらいことを乗り越えたら絶対自分って成長してるじゃないですか。SKE48にいて壁にぶつかっちゃう時もあったんですけど、そういう時に「今つらいって思ってるってことは、もう伸びるしかないんだ」って思うと前向きな気持ちになれたし、その時間が楽しいものに思えてくるので、すごく大事な言葉です。
※高畑結希の「高」は正しくは「はしごだか」
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