極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱による新バラエティ番組「迷えるとんぼちゃん」が、ABEMA SPECIAL2チャンネルにて3月3日に放送され、“球界の番長”こと、元プロ野球選手の清原和博を迎え、極楽とんぼのふたり、元AKB48でタレントの西野未姫とともに、居酒屋でざっくばらんにお悩み相談をくり広げた。
毎月第1、2木曜放送の新レギュラー番組「迷えるとんぼちゃん」は、2019年から放送された「極楽とんぼのタイムリミット」での企画「加藤浩次のお悩み相談室」をパワーアップさせ、極楽とんぼが、毎回、ゲストと本音でぶつかりあう、超爽快お悩み相談バラエティで、芸能界の荒波を乗り越え、30年以上生きぬいてきた極楽とんぼが、ここでしか語られない芸能人のリアルをのぞき見し、悩みに切り込んでいく。
店内に入るなり、約8年ぶりの再会となった加藤にサイン入りの黒いバットを手渡した清原は、「以前、共演して男気じゃんけんをしたときのおわびに…」と言うと、野球好きの山本は「俺にはないんですか!」と嫉妬する。
その清原が打ち明けた悩みは、「世間から叩かれやすい」ということで、「どんなに批判されても、ホームランを打てば全部消えた」という現役時代にくらべ、今はバットという武器がなくなり、叩かれっぱなしになるくやしさもあり、「自分は本当は弱い人間…」と語り、それをかくすために強面で威かくして、自分を守っていたという胸の内を明かした。
加藤の「なぜ薬物に手を染めることになったの?」とのド直球の質問には、清原はバラエティ番組にたくさん出演するようになった頃、期待されるプレッシャーから飲みにいく回数が増え、そこで薬物に出会ってしまったと打ち明けた。「野球で精神的にも肉体的にもきたえてきた自分なら、薬物をやめられると思っていた」と本音も吐くものの、徐々に抜けられなくなってしまい、2016年に逮捕される。それがきっかけで、弱い自分と向きあったと当時をふり返り、現在は薬物依存症の啓蒙活動にはげむ清原は、「あの時がいちばんつらかった」と語る留置所でのリアルな苦悩や、命の危機までにいたった衝撃的な行動を生々しく告白する、それに対し、西野はショックを受ける。
また、人生で最良の時期を聞かれた清原の回答は「息子が生まれた瞬間」で、逮捕当時、小学生だった息子は、一度、野球をやめてしまったものの、2021年、再び野球を始めた喜びも明かした。「清原の息子」という厳しい環境のなかで、再び野球を選んだ息子の勇気に感激し、自身もアルコールを断つことを決意する。2022年に20歳を迎える息子の誕生日には、「ビール1杯だけ乾杯したい」と夢を語っていた。
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