モデルの“めるる”こと生見愛瑠が3月9日、都内で行われた1st写真集「はじまり。」(小学館/税込2090円)の発売記念プレス取材会に出席した。
同書は、祖父母や親戚が暮らす第二の故郷・鹿児島を8年ぶりに訪れて全編撮り下ろしをし、19歳のナチュラルな姿、20歳直前だからこその大人っぽい姿、いつもとは違うモードな姿を収録。ティーンのカリスマから大人の女性へと進化を遂げる、「めるる史上最もドラマティックで、かっこいい!」“めるるの今”がぎゅっと詰まった一冊になっている。
写真集の出版オファーが来た際の心境を聞かれ、「20歳になったら絶対にやりたいお仕事の一つだったのでうれしかったです」と声を弾ませた生見は、今年の正月に1万5000枚もの写真のセレクト作業を行ったという。
そんな中から表紙のカットを選んだ理由を尋ねられると「これは実はメークをしていなくて、一番素っぽい私だったので、『はじまり。』というタイトルにも合っているなと思って、新しい一面を見せられたらなと思ってこの写真にしました。青いTシャツを着ているパジャマの写真があるんですけど、それとすごく迷いました」と説明。
スッピンを披露した感想については「ドキドキしますね。何もしていない状態は普段出してこなかったので、受け入れてもらえるかなって恥ずかしさがありました」と吐露し、報道陣から「すごくかわいい」との声を掛けられると「ありがとうございます。よかった」と胸をなで下ろした。
また、お気に入りのカットとして、背中を大胆に見せたカットを披露し、「普段とは全然違う感じで、リップも強めで、ざっくり背中が開いたニットは着たことがなかったので、すごく新鮮な感じでお気に入りのカットです」とアピール。
ベッドの上で青いTシャツを着ておなかを見せているカットもお気に入りに挙げ、「これもスッピンなんですけど、この写真集が決まってからジムにも頑張って通って、普段はなかなか運動をしないんですけど、鍛えられた体を見せられるようにと思って通いました」と努力を明かした。
一番のお気に入りには、白いワンピースを着て洗面台に腰掛けているカットだと言う。「普段とはまったく違う感じで大人っぽい感じで、スタッフさんにも『いいね』『新しいめるるが見られた』と言ってもらえて、すごくお気に入りの1枚です。新しい感じがしてドキドキしました」と目を輝かせた。
さらに、同写真集には1年間撮り溜めたチェキも掲載されているとのこと。「この1年はどんな1年だったか?」という質問に、「あっという間すぎて3日間くらいに感じたというか(笑)、いろんなお仕事をさせていただいてすごく充実した1年でした」とご満悦な様子。
同写真集に点数をつけるなら何点か尋ねられると「本当に写真集って大変だなって思うくらい頑張ったので200点で! 20歳だから」と胸を張った。
◆取材・文=風間直人