菊池風磨“慎吾”と藤原さくら“凛”は「くっついていく展開にはしたくないと思っていました」武田P＆岩崎Pが語る“うれしい誤算”＜『ファイトソング』インタビュー後編＞

清原果耶が主演を務める火曜ドラマ「ファイトソング」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。このたび、今作のプロデューサーを務める武田梓氏と岩崎愛奈氏にインタビューを実施。インタビュー後編となる今回は、胸キュンシーンへのこだわりや、SNSでも大きな話題となった“ムササビの舞”の誕生秘話、そして最終回の見どころなどについて語ってもらった。

同作は、花枝(清原)の成長物語を描きつつ、落ちぶれた一発屋の変人ミュージシャン・芦田(間宮祥太朗)と、見た目はチャラいが、いちずに花枝を思い続けている慎吾(菊池風磨)を含めた不器用な3人による、じれったくもどこか笑えるヒューマンラブコメディー。

空手の日本代表を目指していたが、突如としてその夢を絶たれてしまった花枝。全てを失い無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、芦田と出会い、思い出作りのために“恋の取り組み”をすることに。幼なじみの慎吾や周囲の人を巻き込みながら、不器用で真っすぐな登場人物たちが奮闘する姿を描いてきた。

脚本はドラマ「この世界の片隅に」(2018年、TBS系)や映画「いま、会いにゆきます」(2004年)などを手掛け、2019年に紫綬褒章を受章したが岡田惠和氏が担当している。