――間もなくアニバーサリー写真集の発売となりますが、今の心境は？
実は5、6年ぐらい前から、30歳になる10周年に写真集を出すと決めていたんです。前作の写真集を出す前から「10周年に絶対アニバーサリー本を出す！」って、ファンの方たちにも言っていて。当時皆さんは「そうなんだぁ、めっちゃ先だね」というリアクションでしたけど(笑)、今はついに出せるのかといううれしい気持ちです。
――タイトルの「Culmination(カルミネーション)｣には、どんな意図が？
30歳で10周年だったら集大成だよね、という話になって。さすがに「集大成」とそのままつけられないからどうしようかなと思っていろいろ調べたり、スタッフさんにもアイデアを出してもらったりした中で「Culmination｣という言葉を見つけたんです。“集大成”“最高点”“頂点”という意味があって、意外にもこれまで誰も使っていなかったんです。もう、このタイトルしかないと思いました。
言葉の響きもカッコいいし、字体もすてき。私が言葉にしたい意味が込められているからとても気に入っています。
――今回の写真集のコンセプトは？
“集大成”と言っているぐらいなので、今まで培ってきたものを全部出したいなと。なおかつ記念本ということもあって、これまでとは違った見せ方も絶対的にしたくて、今回は頑張ってお尻を鍛えてみました。
――その鍛えたお尻のカットが満載？
まさか、こんなにお尻押しの写真集になるとは思っていなかったんですけど(笑)、結構昔から熱心に応援してくださっているコアなファンの方たちから「明日香ちゃんはお尻がすごくいいのにバックショットがないよね」って言われていたんです。まぁ、バストが売りというのもあったので、今までは正面や斜めからのカットが多くて、バックショットはおまけ程度しかなかったんです。今回の写真集では、皆さんが見たことのない私を見ていただけるんじゃないかなと思います。
――自分のお尻について新たな発見はありましたか？
写真を撮ってもらわない限り、自分の後ろ姿を見る機会ってあまりないじゃないですか。だから、自分のお尻がどんな感じなのか、正直あまりよく分かっていなかったんです。今回、私から「お尻を撮ってください」と言ったわけではなくて自然の成り行きで、すてきに写っていればいいなぐらいの気持ちで鍛えていました。
でも、カメラマンさんや他のスタッフの方たちから「お尻を売りにした方がいいんじゃない」って大絶賛していただいたんです。「またまたぁ」なんて言いながら写真を見たら自画自賛したくなるぐらいめっちゃよくて(笑)。すごく引き出していただいたというか、すてきに撮ってもらえたなと。お尻のショットはカット数も多いですし、めちゃめちゃオススメです！
――お尻の見せ方で工夫した点は？
胸の形だったりとか、体のお肉の付き方によって似合う水着が違うと思うんですけど、デビュー当時からファンの方に「明日香ちゃんは、三角ビキニが断然いいよ！」って言ってもらっていたんです。でも、写真集にはあまり入らないというか、おまけ程度にしか使われなくて。どうしても、デザインが斬新なタイプの水着が重要視されるんです。
だから「今回は必ず入れてください」と三角ビキニをリクエスト。三角ビキニが似合うと言ってくれていたファンの方たちに対しての恩返しという意味もあって、表紙でも着ています。あれは三角ビキニですけど、後ろがYバックなんですよ。
――おぉっ！
お尻の布の面積が小さいんです。しっかりお尻を見せるスタイルの三角ビキニ。初めて着たんですけど「これが一番似合うんじゃん！」みたいな新たな発見がありました。ファンの方たちにも喜んでもらえたらうれしいです。
――ちなみに、お尻はどんなふうに鍛えたんですか？
この10年間のうち、9年ぐらいはジムに行ったことがなくて。運動が苦手だから食事制限のみだったんです。プチ断食や1食をクレンジングジュースに置き換えるダイエットが私の体質に合っていたみたいで何とかキープできていました。
でも、そこからプラスアルファということを考えたら、やっぱり鍛えないとダメだなって。筋肉質にならないよう、あくまでも女性らしくて柔らかい、華奢(きゃしゃ)なんだけどメリハリがある体形になりたくてパーソナルジムに行きました。
鍛える場所はお尻のみ。お尻は上、真ん中、下と分かれているみたいで、上に筋肉をつけると足が長く見えて、なおかつ“いい女のお尻”になるらしいんです。
――“いい女のお尻”ですか。その言葉の響きはいいですね。
めちゃめちゃいいですよね！私も「“いい女のお尻”にしてください」ってリクエストしました(笑)。3、4カ月ぐらい集中的に鍛えていい筋肉がついたんじゃないかなと。以前より丸みのあるお尻になったような気がします。
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