菊池風磨“慎吾”使わなかったメッセージに視聴者、涙…「過去イチで泣いた」<ファイトソング>

2022/03/09 11:45 配信

ドラマ レビュー

「ファイトソング」第9話より (C)TBS

清原果耶が主演を務める火曜ドラマ「ファイトソング」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第9話が3月8日に放送された。花枝(清原)を思い続けてきた慎吾(菊池風磨)がついに思いを伝える場面が描かれ、感動を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

慎吾が取り出したスケッチブックには…


連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)やドラマ「この世界の片隅に」(2018年、TBS系)などの岡田惠和が脚本を担当する「ファイトソング」。大きな手術を目前に控えた花枝と、新曲のコンペまで後がない芦田が“恋の取り組み”をする様子が8話までかけて描かれてきた。

8話で二人は予定通り別れを選択。9話では、その2年後の世界が描かれた。

芦田(間宮祥太朗)は“恋の取り組み”を経て作った「ファイトソング」が大ヒット。一躍、人気アーティストとなり、2年後の世界では安定した日々を送っていた。

そして花枝は、“恋の取り組み”を終えた翌日に入院。聴神経腫瘍の手術を受け、懸念した通り両耳の聴力を失った。取り決め通り、芦田とは一度も会うことはなく、変わらず児童養護施設「あさひ学園」に住み、慎吾が経営する「サンシャインクリーニング」で働いている。

今までもこれからも花枝のそばにいると誓った慎吾は、周囲に背中を押され花枝をデートに誘った。「今日は、男として俺のことを見てくれ」と伝え、思い出の神社で時間を過ごした二人。慎吾は、「ちゃんと伝えたいんだ」とスケッチブックを取り出した。

「ずっと花枝に恋してる」


《俺は、ずっとお前が好きだ》《女の子として好きだ》《ずっと花枝に恋してる》。素直な思いを文字と口の動きで伝えた慎吾。花枝は「嘘…」とショックを受けた様子。「慎吾、ずっとつらかったってこと? 私ずっと慎吾につらい思いさせてたってことじゃない?」「私…ごめんなさい、って言うしかないじゃん。世界で一番好きな人なのに、ごめんなさいって言うしかないよ」と涙ぐんだ。