人気声優の葉山翔太と駒田航が出演する、刑事×年下男子のBLラブコメ『そのアホ捕まえといてください!』が3月25日(金)にボイスドラマとして発売される(ポケットドラマCDにて配信のみ販売)。身寄りのない少年・一真(葉山翔太)と、後見人の刑事・理人(駒田航)がキュンキュン同居生活を演じる、BL大好きな葉山のBL作品初出演とあって、期待が高まるボイスドラマだ。収録を終えたばかりのふたりに作品の感想、BL作品の魅力、ボイスドラマの聴きどころについて話を聞いた。
ーー葉山さんは、『そのアホ捕まえといてください!』で初めてBL作品の主演を務めました。まずは感想をお願いします。
葉山:感謝の気持ちとともに、BLのボイスドラマ収録に携わっている方はみなさんすごいんだなと思いました。他のジャンルよりも濃厚な芝居になるので、役者の大変さはもちろんあるんですけど、スタッフさんの技術がとにかく素晴らしくて。声が重なる部分でどこを別録りにするか、喘ぎみたいな息の芝居をどこから入れるかとか、そういうのを細かく組み立てて、BLのボイスドラマってものすごい技術が詰まっているんだなと今回初めてわかりました。今までモブキャラやサブキャラで参加させていただいた経験はありましたが、BLのボイスドラマの見え方、考え方がガラッと変わりました。
ーー葉山さんは、以前からBL好きを公言していますよね。BLのどのようなところがお好きですか?
葉山:僕はやっぱり「てぇてぇ」(「尊い」のネットスラング)を味わえるところが一番良いなと思います。尊さというか、言うならばキュンですよね。BLというジャンルの中には、元気になれるものが詰まっている。みんなの心のビタミン剤だと思うんです。そういう思いにプラスして、今回は自分がメインキャラクターを演じさせていただいたということで、もっとすごいなって思いました。感動で語彙力がなくなっちゃってごめんなさい(笑)。
ーーそんなBL愛あふれる葉山さんの初めてのお相手を務めたのが駒田さんです。共演した感想は?
駒田:僕が初めて主演させていただいた時も、いろんな現場でそれこそサブキャラやモブキャラを演じさせてもらったうえで主役にめぐりあいました。だから、僕も葉山くんと同じパターンでしたし、初主演では一緒に掛け合う方に助けていただきました。
もともと葉山くんがBLを好きだというのは知っていたので、作品愛は揺るぎないだろうし、読解力も高いだろうし、台本もすごく読み込んでくるのは間違いないなと思っていて。他の作品と差をつけるわけではないけれど、僕も今回の作品をしっかり読み込んで、葉山君ができるだけやりやすいようにしようと思いました。ペアなので、僕としても責任を感じましたし、良い経験ができたなと思います。そもそも貴重な経験じゃないですか、“初めて”をもらうって(笑)。もう二度とないでしょう?
葉山:更新されませんからね(笑)。
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