松本穂香が語る“転機”と“これから”「すてきな出会いの積み重ねで今の私がある」<インタビュー>

すてきな出会いの積み重ねで今の私がある

――コントが好きだとおっしゃっていましたが、やはり見るのと実際にやるのは違うものがありましたか?

全然違いますね。見るときはただ楽しませてもらっていますが、実際やるとなると本当に難しい。自分が楽しくなってやりすぎちゃうのも違うと思うので、そのバランスが難しいなと。でも、コントをやらせていただくことはすごく楽しいので、今後も機会があれば挑戦させていただきたいです!

――ちなみに、どんなコントを見ているんですか？

いろいろ見ていますが、特に好きなのはジャルジャルさん!　「ウニを踏んで死ぬ奴」というコントとか訳が分からないんですけど(笑)、その訳の分からなさが最高に好きです。シュールな笑いも好きなので、松尾さんの世界観もすごく大好きです。

――今作のコントドラマをはじめ、さまざまなチャレンジを続けている松本さん。2022年2月に25歳の誕生日を迎え、さらなる飛躍に期待が高まりますが、これまでの女優人生で転機になった出会いはありますか?

かかわった方、作品、全てですね。答えになっているか分からないのですが、すてきな出会いの積み重ねで今の私があると思うので。「あの人が言っていたことが残っているな」とか、「あの人が思っていた考えがいいな」と思って自分の中に取り入れるとか…。色々な方の顔が浮かぶんです。作品の中では、やっぱり朝ドラ(連続テレビ小説「ひよっこ」2017年NHK総合)は大きかったと思います。それから、昨年、劇団た組さんでやらせていただいた舞台「ぽに」もすてきな経験でした。お芝居をしていると「孤独だな」って思う瞬間がたくさんあるのですが、舞台はみんなで作っているということを感じられるんですよね。プレッシャーもありましたが、嫌なプレッシャーではなかったので、私は舞台が好きなんだと気付きました。また機会があれば、ぜひ舞台にも挑戦させていただきたいです。