川栄李奈、しんちゃんの「カムカム」を絡めた質問に「あんまり…(笑)」

2022/03/15 16:44 配信

映画 アニメ 会見

川栄李奈が「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」公開アフレコイベントに出席 ※ザテレビジョン撮影

俳優の川栄李奈が、3月15日に都内で行われた「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(4月22日[金]公開)公開アフレコイベントにお笑い芸人のハライチと共に登場し、アフレコの様子を公開した他、野原しんのすけが進行を務めてトークを展開。出演中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)を絡めた質問をされるも「あんまり」と答える一幕があった。

1990年より「漫画アクション」(双葉社)で連載が開始され、1992年からはアニメで放送。長きにわたり老若男女に愛され続けている同作品。2022年は映画クレヨンしんちゃん30周年、毎年ヒットを記録し続けた劇場版も30作品目となり、川栄とハライチはゲスト声優として出演する。

そんな劇場版第30弾は、ギャグ満載の忍者アクション超大作。嵐を呼ぶ5歳児が“忍者”となって、映画の大スクリーンを縦横無尽に駆け回る。さらに、しんのすけは野原家の子供ではなかった…? しんのすけ出生の真実も明かされる。

川栄李奈の「ひまわりが好き」にしんのすけショック


もののけの術を使う忍者一族で、“しんのすけの本当の母親”を名乗るくノ一・屁祖隠(へそがくれ)ちよめを演じる川栄は、「ちよめちゃんは芯が強くて格好良い女性なんですけど、かわいらしさもあるので、その辺を上手に演じられたら」と意気込む。

また、子どもの頃から「クレヨンしんちゃん」を見ていると言い、「小学校4年生くらいの時に、ひまわり(しんのすけの妹)の人形を自分の妹だと周りの友達に言って、うそをつき続けてきたくらいひまわりが大好きで」と当時のエピソードを披露。

自分のことが好きだと思っていたしんのすけは「オラはついで?」と肩を落とし、「忍法 自暴自棄!」と床に突っ伏し、川栄を爆笑させた。

川栄李奈 ※ザテレビジョン撮影


これまでさまざまな作品でアフレコを経験している川栄だが、今回は「しんちゃんがやっぱり面白すぎて、見ていて(アフレコ中なのに)視聴者になっちゃって、全然集中できなくて…(笑)」と告白。

しんのすけは「集中できなくて?」と首を傾げ、澤部佑からは「失敗ということでいいですね?」とツッコまれたが、川栄は「この作品が本当に面白くて、なんか見入っちゃった」とフォロー。しかし、「オラのことが、より好きになってしまってということで」というしんのすけの言葉には「そ、そ…」とはっきりと返事ができず困惑した。

家族愛、友達との絆、本当に心温まるストーリー


さらに、しんのすけが「実はオラ、朝ドラを毎日見ているけど、忍者の感じとか、時代劇好きのひなたちゃん(川栄が『カムカムエヴリバディ』で演じている役)の役作りがちょっと役立ったりした?」と質問をぶつける。これには、川栄も「え? あんまり…」と素っ気ない返答。

面食らったようなしんのすけを見て「あったあった! 忍者好きな感じとか…」と言い直すも、澤部から「具体的には?」と聞かれると、「忍者のところとか…(笑)」としか答えることができなかった。

最後に、川栄は「面白いし、感動するし、ホッコリするし、この一つの作品にいろんな思い出とか物語がぎゅっと詰まった感じがして、本当に面白かった」と今作を称賛。

「家族愛だったり、友達との絆、本当に心温まるストーリーになっています。そして、ゴールデンウイークに公開なので。家族の皆さんで見に行ったり、友達と行ったり、皆さんに見てもらえたらなと思います」と呼び掛けた。

「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」公開アフレコイベントより ※ザテレビジョン撮影