ハライチ、しんちゃんを「ピン芸人として一番のギャガー」と大絶賛

2022/03/15 18:00 配信

映画 アニメ 会見

川栄李奈、ハライチが「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」公開アフレコイベントに出席 ※ザテレビジョン撮影

お笑い芸人のハライチが、3月15日に都内で行われた「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(4月22日[金]公開)公開アフレコイベントに俳優の川栄李奈と共に登場し、アフレコの様子を公開した他、野原しんのすけが進行を務めてトークを展開。しんのすけを絶賛した。

1990年より「漫画アクション」(双葉社)で連載が開始され、1992年からはアニメで放送。長きにわたり老若男女に愛され続けている同作品。2022年は映画クレヨンしんちゃん30周年、毎年ヒットを記録し続けた劇場版も30作品目となり、川栄とハライチはゲスト声優として出演する。

そんな劇場版第30弾は、ギャグ満載の忍者アクション超大作。嵐を呼ぶ5歳児が“忍者”となって、映画の大スクリーンを縦横無尽に駆け回る。さらに、しんのすけは野原家の子供ではなかった…? しんのすけ出生の真実も明かされる。

ハライチが本人役で出演し新ネタを披露


しんのすけと同じく埼玉県出身のハライチは、春日部で行われる「カスカベ花火大会」の前説芸人として本人役で登場。この日の公開アフレコでは、川栄の後に臨むも、澤部佑が早々に噛んでしまう一幕も。川栄に笑われ、監督からは「澤部さん、そんなに絵に合わせることを意識しすぎなくて大丈夫ですので。もうちょっと自由な伸び伸びした感じで。カメラの向こうの全国の皆さん笑わせるくらいの意気込みで」とアドバイスを受けた。

公開アフレコを終え、「やっぱり川栄李奈すごい、緊張がすごい」という澤部は、しんのすけから「ハライチさんにしか見えない最高の役作りだったぞ」と声を掛けられ、「本人役だから! そりゃそうですよね」とツッコミを入れてようやく本調子に。

劇中では、この作品のために作られた新ネタを披露している。岩井勇気は「自分でもビックリしたんだけど、過去一番、面白いネタができた。これ以上はないんじゃないかってくらい。去年できていたらM-1にも持っていけたんだけど」と胸を張る。

しんのすけは「オラの映画でしか見られないなんて堪りませんなぁ」と喜びながらも、「めっちゃ爆笑かっさらうんでしょ? 期待しててね、みんな!」とハードルを上げてハライチを困らせた。

「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」公開アフレコイベントより ※ザテレビジョン撮影


また、しんのすけから「同じ埼玉出身、オラのことどう思っていた?」と聞かれ、澤部は「スーパースターですから。追いつけ追い越せのつもりでやっていましたよ」と褒め称える。「しんちゃんの間の取り方とかね、本当に勉強にしているよ。ずっと面白い」と続ければ、岩井も「先日もR-1グランプリがありましたけど、ピン芸人として一番のギャガーじゃないですかね」と大絶賛。しんのすけは「持ちネタはいっぱいありますよ」とまんざらでもない様子だった。

しんちゃんはずっと面白い


子どもがいる澤部は「今から家族で映画館に行くのが楽しみなんですけども、しんちゃんはずっと面白いです。ずっと面白い中で、(今作は)もう痛快忍者アクションとして家族の絆を感じさせてくれる熱い物語になっています。その中で我々もちょろっとも漫才をやらせてもらって、我々の漫才に対して、(佐藤)マサオくんがちょっと辛らつな一言を投げ掛けたりもするので、そこもぜひチェックしていただきたいなと思います」と、今作の見どころをアピール。

岩井は「僕はみさえの“先輩ママ”としての頼もしさみたいなものが見られて、すごく感動したんです。あと、やっぱりハライチの新ネタが過去最高傑作となっていますので、そちらをぜひ見に来てもらいたいですね」と、最後まで新ネタへの自信を見せていた。

ハライチ ※ザテレビジョン撮影