セイノいわく、自らが住む赤羽からは乗り換えが面倒で、用事がなければ絶対に行かない街、堀切。東京在住の筆者も堀切という地名だけではピンとくるものがなかったが(すみません…)、なんと「3年B組金八先生」の舞台となった街だという。
セイノは金八先生のファンらしく、ロケ地と知るやいなや、かつてないほどテンションを上げる。あの有名な土手では「贈る言葉」の音楽とともに、まるであのオープニング映像のように金八先生になりきるセイノ。ところが機嫌を損ねる出来事が起きてしまい、セイノは“金八先生のロケ地”ではなく「自分なりの堀切を見つけるのだ」と街ブラを再スタートさせる。そこで、移動販売車でサンドウィッチを売るつかさ(森川)と出会う。
セイノは一瞬でつかさに恋に落ち、つかさとの幸せを妄想する。そんなセイノの妄想も、とにかくコミカルで幸せいっぱいに描かれている。
その後、セイノは街のカレー店へ。「他の店の辛口がうちでは小辛」という独自のポリシーを持つ店主にセイノが気圧されていると、そこへセイノの宿敵であるハラダ(勝地)がやって来る。SNSのフォロワー数が51万人の超人気者で、行く先々に現れては鼻につく行動をするハラダに青い炎を燃やしてきたセイノ。しかし今回はセイノがハラダにジャブを打ちまくり、“報復作戦”に打って出る。
また、堀切の街に本当にあった落書きが演出の一部として使われている場面も。“街ブラ”がテーマなだけあって、街の素材を面白く生かすところも間違いなくこの作品の魅力の一つだ。
全6話ということで折返しの回。だがこの第3話から見始めても、セイノやハラダのキャラクターは存分に伝わるだろう。
「贈る言葉」をはじめ、さまざまな名曲が流れる第3話。セイノは堀切でどんな思い出を作り、セイノにとってどんな曲を連想する街となるのか。「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2」第3話は、3月20日(日)に放送。
さらに、第4話以降も豪華ゲストが出演するのでお見逃しなく。
【第4話(葛飾区・立石)ゲスト】
柳沢慎吾、水谷あつし、斉藤祥太、斉藤慶太、赤星昇一郎、山内優花
【第5話(葛飾区・立石)ゲスト】
柳沢慎吾、水谷あつし、斉藤祥太、斉藤慶太、LiLiCo
【最終話ゲスト】
美山加恋、入江雅人、本多力、吉川正洋(ダーリンハニー)
◆文=MN
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)