“オーロラボイス”上野優華 新曲の極意は「しゃべるように歌う」

2017/04/27 13:00 配信

芸能一般

「アイドル界のバラードの女王」と呼ばれる上野友華がニューシングル「友達ごっこ」をリリース!取材・文=原田健


曲調によって声色を変える“オーロラボイス”と呼ばれる歌手で女優の上野優華が、ニューシングル「友達ごっこ」をリリース。同シングルは、人気漫画「トモダチゲーム」の実写版ドラマ&映画のエンディングテーマとなっており、上野も同作品に水瀬マリア役で出演している。歌手そして女優として活動する上野にインタビューを行い、新曲の聴きどころやMVの撮影秘話、ドラマ・映画の撮影エピソードなどについて語ってもらった。

――ニューシングル「友達ごっこ」はどのような作品に仕上がっていますか?

ドラマ・映画のエンディングテーマということで、歌詞は作品を意識して書いていただいた曲で、友達の知らなかった部分に触れて裏切られたような気持ちになりながらも、最後は友達の大切さを訴える内容になっています。バラードなのですが、ストリングスが豪華に入っていて、すごく力強いメロディー。一方で、歌詞はすごく切なくてはかない内容という、切なさの中にも力強さがある曲です。私自身、曲調と歌詞のギャップがすごくおもしろいなって感じました。歌い方もいろいろ工夫していますので、聴いてくださる方にそのギャップを感じていただけたらうれしいです。

――今作の歌い方のポイントは?

心の中の気持ちを誰かに訴えるような曲なので“しゃべるように歌う”ことを意識しています。声にならないほどの切ない気持ちを表している部分では消えるような声で歌うなど、フレーズによってより感情が伝わるように歌っています。

――MVの撮影はいかがでしたか?

学生時代の友達という設定だったので、本当に楽しく撮影できました。友達と一緒に帰っているシーンは細かい台本がなく、会話が全てアドリブなんです! だから、上野優華が普通に楽しんでいる姿を撮ってもらったという感じです(笑)。

――撮影時に印象に残っていることは?

泣いたり、大声を出したりするタイミングについて意見をお伝えしたら、監督さんも聞き入れてくれて、友達役の俳優さんたちも本当の“友達の雰囲気”が出るようにと積極的に話し掛けてくれたりしましたね。全員で一丸となって作り上げたMVになっています。

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