――YouTube企画の中で、特に印象的なものをお聞かせください。
全部面白かったんですけど、効果があったのはフラフープで、ウエストが細くなりましたね。一番辛かったのは、相撲ヨガです。ずっとスクワットした状態で動作をプラスするので、お尻から太ももにかけての筋肉をずっと使った状態で運動するんですよ。相撲ヨガをやり始めたころは階段の上り下りもきつくて、私生活に支障をきたすレベルでした。
――YouTubeではかなりご自身をさらけ出している印象です。「アナウンサーなのに、ここまでさらけ出すのか」という声もあったかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
私は「アナウンサーは自分をさらけ出しちゃいけないものだ」っていう固定概念がそもそも違うのかなと思っています。時代に合ったアナウンサーであるべきだと思うので、「アナウンサーたるもの、こういうアナウンサーであるべきだ」という固定観念には囚われる必要はないのかなって。せっかく自分のパーソナルなことを見てもらう企画であるのに、セーブしてしまったらもったいないし、きっと共感もしてもらえないですしね。
――こういったアナウンサーになりたいという“アナウンサー像”はありますか。
自分の中では、「会ったことないけどなんか会ったことあるような気がする、すごく身近な感じのアナウンサー」でいたい、というのがあります。なので自分をさらけ出して、「本当にこの人、普通にいそうじゃん」と感じてもらえるほうがいいなと思っていました。
――ダイエット企画は「ウエディングドレスを着ること」をひとつのゴールとしてスタートしましたが、その他でやりたいことはありますか。
2年もダイエットしてるので、かなりダイエットについての知識を蓄えたんですよ。会社の人にも「ダイエットについて1個聞くと、120返してくる」と言われるぐらいにしゃべれるようになりました(笑)。だから自分の知識を活かして、人が痩せるためのプロデュースをするために、何か資格を取ったりしたいです。私の性格的に、ダイエット企画が一切なくなってしまったら体重がもとに戻ってしまうので(笑)。ダイエットには関わりながらも、誰かが瘦せるために奉仕するという方法で、この2年の経験を還元していきたいなと思っています。
――最後に、これからダイエットを始める人に対して、ダイエットが上手くいくためのアドバイスをお聞かせください。
私は、サボりながらやるのが一番だと思います。本当にめちゃくちゃ努力して、食べるものもすごく制限すれば、すぐに痩せるかもしれないですけど、やっぱりそういったダイエットは「精神的にも身体的にも満足いくものではなかった」と後悔することになるのではないかなと。程よくサボりながら、自分に甘い状態でダイエットするのが、一番精神衛生上も良く長続きすると思います。